Brancに、フリーランスサミット2024のトークセッションに登壇した全米俳優組合SAG-AFTRAの全米理事、ダンカン・クラブツリー=アイルランドさんの発言レポートを書きました。
「フリーランスサミット2024」SAG-AFTRA理事がハリウッドストライキを振り返り“国際的な連帯”の重要性を訴える【レポ】 | Branc(ブラン)-Brand New Creativity-
ダンカンさんは、主に昨年の大規模ストライキについて話してくれました。またその時に、日本俳優連合をはじめ、各国の俳優組合の支持があったこと、今後は一層国際的な枠組みで連帯していく必要性があることを語っていました。
また日俳連の池水通洋さんも、かつて日本の声優がアメリカの大手映画会社から著作者人格権の放棄などを求められた時、SAG-AFTRAも連名で日本のルールにのっとるように通達して、日本の声優の権利を守ったことがあるそうです。SAG-AFTRAはアメリカの俳優組合ですが、日本の声優を守る活動にも手を貸してくれたことがあるのですね。
今、大手の配信会社はグローバルに活動しているので、それに対抗するには組合もグローバルに連帯しないといけない時代担っていると思います。国際俳優連合(FIA)というものがあって、日俳連もSAG-AFTRAも参加しています。