アニメ!アニメ!で、声優の日岡なつみさん、倉持若菜さん、JCスタッフのプロデューサー松倉友二さんに、フルパワープロダクションの声優の卵たちによる座談会を開催しました。
日岡なつみ、倉持若菜ら声優とプロデューサーが研修生の疑問に一問一答! 声優に求められる能力とは?【座談会インタビュー】 | アニメ!アニメ!
フルパワープロダクションの代表、松岡超さんの対談記事は以前にだしましたが、今度は実際に1期生として養成所に通う人たちと、プロの声優の座談会で、声優になるために大切なことを話し合ってもいただきました。
基本的に研修生が聞きたいことをプロの方たちに答えてもらうという形式でお話いただいています。現場の第一線で活躍するお二人の貴重な経験談を話していただいており、声優を目指す方にとって有益な情報がたくさんある内容となりました。
松倉さんには、声優を選ぶ側が何を重視しているのかについて語っていただいております。松倉さんは、倉持さんが新人の時に『死神坊ちゃんと黒メイド』という作品に抜擢している縁があり、その時のことについても詳しくお話いただきました。
声優を目指す人は是非読んでください。とても参考になる話ばかりです。
以下、原稿作成時のメモと構成案。
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参考記事
- 「日岡なつみ」声優インタビュー&ミニグラビア【声優図鑑】 | アニメ ダ・ヴィンチ
- 日岡なつみ:「デリシャスパーティ プリキュア」 パムパム役で「夢が一つかなった!」 – MANTANWEB(まんたんウェブ)
- 菊池紗矢香、初回配信で番組タイトルが決まった経緯について語る~12月30日「ラジオどっとあい 菊池紗矢香のおしゃべりきくひとこの指とまれ!」 | radiko news(ラジコニュース)
- 倉持若菜 話題の“新鋭”声優 アニメ「英雄王」インタビュー 「楽しむことを大切に」 – MANTANWEB(まんたんウェブ)
- TVアニメ『英雄王、武を極めるため転生す 〜そして、世界最強の見習い騎士♀〜』リーゼロッテを演じる倉持若菜にインタビュー! キャラの魅力や作品の見どころは? – eeo Media(イーオメディア)
- 株式会社クレアボイス | 声優のプロデュース、声優養成所の運営
- 株式会社 ぷろだくしょんバオバブ
Point4つ
新人のころ、現場でどういう経験をしたのか、芝居を固めてしまう話・・コロナで現場がどうなるか怖かった話
演技力を上げるには。。演技とは何か。。。最終的には人の個性、耳を良くする、いろんなものを昔のも含めてみる、武器を作る
自分の役のイメージについて、自分の声を聞く、
オーディションで重視すること
Intro
フルパワープロ2年目のオーディションがまもなく開催。声優になるための日々レッスンに励んでいる研修生が、プロの声優とプロデューサーに気になる質問をして、プロとしてやっていくために大切なことを教わる機会を設けた。
Body1新人のころ、現場でどういう経験をしたのか、芝居を固めてしまう話・・コロナで現場がどうなるか怖かった話
現場での学びの重要性:
養成所での学びも大切だが、実際の現場で得られる経験は、技術的なスキルアップだけでなく、プロの意識や立ち回り方など、多岐にわたることを学ぶ上で不可欠である。
上級者の演技を観察し、自分なりに分析することで、表現の幅を広げることができる。
柔軟性と応用力:
台本を固めすぎず、現場での状況や相手の演技に合わせて臨機応変に対応できることが求められる。
自分の意見を押し付けすぎるのではなく、監督や共演者の意見を聞きながら、キャラクターを作り上げていく姿勢が重要。
先輩からの学び:
ベテランの声優から直接指導を受けたり、共演することで、技術的なアドバイスだけでなく、プロとしての心構えや仕事の進め方など、多くのことを学ぶことができる。
Body2 演技力を上げるには。。演技とは何か。。。最終的には人の個性、耳を良くする、いろんなものを昔のも含めてみる、武器を作る
日々のルーティン:
発声練習や身体のケアは、声優にとって基本的な準備運動。
シャワーを浴びながら発声練習をするなど、独自のルーティンを持つ人もいる。
ストレッチや首のマッサージなど、身体全体の柔軟性を保つことも重要。
演技力向上のための取り組み:
様々な作品に触れ、登場人物の感情や表現方法を分析する。
自分の演技を録音し、客観的に評価する。
他の声優の演技を参考に、自分の演技に活かす。
自分の癖や特徴を理解し、それを活かすか、または改善する。
声優としての職業病:
アニメを客観的に見ることが難しくなる。
他の声優の演技を細かく分析してしまう。
自分の声の癖に過敏になってしまう。
BOdy3オーディションで重視すること
個性重視: オーディションでは、誰かの真似ではなく、自分の個性を出せるかという点が重要視される。
キャラクターを引き寄せる: キャラクターに合わせるのではなく、自分の個性を活かしてキャラクターを引き寄せるような演技が求められる。
固定観念にとらわれない: 原作に縛られすぎず、自分の解釈でキャラクターを表現することが大切。
テストよりも本番: オーディションでは、事前にテストを行うよりも、本番でその人の持ち味を最大限に見たいと考えている。
多様な役への挑戦: 同じようなタイプの役ばかりではなく、幅広い役に挑戦することで、自分の可能性を広げる。
戦略的なオーディション対策: 自分の強みを活かし、競合との差別化を図る。
ベテランの方に助けられることは、これから現場に出たら必ずあると思います。
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この発言をどこかで使いたい。
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メモ終わり。
聞いていて僕もためになりました。そういう風に芝居を評価しているんだなとか、キャスティングする時にどういうことを重視して決めているのかとか、演技する側がどういうことに悩むものなのか、役にどうアプローチするのか、脚本との向き合い方など、参考になりました。
芝居を固めすぎないというのは、すごくよくわかる気がします。台本を読みすぎて融通が効かなくなることがあるわけですね。そして、現場で学ぶことはやはり多いのだなと改めて感じました。
コロナ禍の話にも及んだのですが、今の現場は一緒に収録する形が戻ってきているようで、研修生もそれを聞いて安心していたのが印象的です。コロナ禍にデビューした方々は、本当に苦労されているんだと思います。