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アダム・エリオットのストップモーション『かたつむりのメモワール』6月27日公開!アカデミー賞ノミネートの感動作

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製作期間8年のストップモーション・アニメが遂に日本上陸!

第96回アカデミー賞長編アニメーション映画賞にノミネートされた『Memoir of a Snail』が、邦題『かたつむりのメモワール』の名前で、6月27日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿ほか全国で公開されることが決定した。

本作は、幼い頃から孤独を抱えて生きてきた女性グレースが、カタツムリを集めることを心の拠り所とし、個性豊かな人々との出会いを通して生きる希望を見出していく感動の物語だ。

アカデミー賞のみならず、ゴールデングローブ賞、アヌシー国際アニメーション映画祭クリスタル賞など、数々の賞を受賞。監督は、『メアリー&マックス』のアダム・エリオット。CGに頼らず、手作業で作り上げた圧巻のクオリティは、まるで生きているかのようなキャラクターたちの表情を生み出し、観客を魅了する。ギレルモ・デル・トロ監督も「大好きな映画。人生を肯定する美しさとユーモアにあふれている」と絶賛。製作期間は8年におよび、セット数200、小道具7000個、カット数13万5000と大変な労力から生み出される豊かなストップモーション・アニメーション作品だ。

孤独や友情、人生の喜びと悲しみを繊細に描き出し、観客の心に深く響く。昨年10月に開催された東京国際映画祭ではチケットが即完売となるなど、すでに日本の映画ファンからも高い評価を得ている。また、3月に開催される新潟国際アニメーション映画祭でも上映される予定だ。
 
<STORY>
1970年代のオーストラリア。グレースは双子の弟ギルバートと父親の3人で慎ましくも幸せに暮らしていた。母親は出産と同時に亡くなり、病気がちで学校ではいじめっ子の標的にされるグレースだったが、いつも守ってくれる頼もしいギルバートと、愛情深くひょうきんな父が側にいてくれた。しかし突然、父が睡眠時無呼吸症候群で亡くなり、グレースとギルバートは別々の里親の元で暮らすことに。離れ離れになった2人は手紙で励まし合い「いつか必ずまた会おう」と約束するが、グレースは寂しさのあまりカタツムリを集めることだけが心の拠り所となった孤独な日々を送るようになる。そんなある時、ピンキーという陽気で変なことばかり言うお婆さんと出会い、2人はいつしかかけがえのない友だちになっていく…。

監督・脚本:アダム・エリオット『メアリー&マックス』『ハーヴィー・クランペット』 
出演(声):サラ・スヌーク『スティーブ・ジョブス』『プリデスティネーション』、ジャッキー・ウィーバー『世界にひとつのプレイブック』、コディ・スミット=マクフィー『パワー・オブ・ザ・ドッグ』、ドミニク・ピノン『アメリ』、エリック・バナ『ハルク』、ニック・ケイヴ
2024年/オーストラリア/英語/94分/カラー/5.1ch/G/原題:Memoir of a Snail/日本語字幕:額賀深雪/配給:トランスフォーマー 
(c)Arenamedia Pty Ltd

6月27日(金)よりTOHOシネマズ シャンテ、ヒューマントラストシネマ渋谷、シネマート新宿 ほか全国順次公開
 
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