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REMOW、集英社・住友商事に対し第三者割当増資を実施


映像エンタテイメントを中心とした世界流通を手掛けるREMOW株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:石井紹良、以下「REMOW」)は、2024年12月23日、筆頭株主の株式会社集英社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:廣野眞一、以下「集英社」)および住友商事株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長執行役員 CEO:上野真吾、以下「住友商事」)に対し、第三者割当増資を実施した。

この増資により、集英社・住友商事両社が持つIPやグローバル規模の事業ネットワーク、人材などのリソースとのシナジーを最大化し、REMOWが掲げる「日本のエンタテイメントをグローバル市場で展開する」というビジョンの実現を一層加速させる狙いだ。

REMOWは、日本のエンタテイメントを正規に視聴できるサービスは世界的に不足しており、その影響で海賊版が氾濫する状況が続いているとしている。同社はこの問題を解決するため、2021年に設立された。以降、『しかのこのこのここしたんたん』などのアニメ作品を世界140か国で配信し、中南米18か国での日本アニメ専門FASTチャンネルの運営、ブラジルにおける日本出版社と政府関係者との交流会開催、さらには北米を中心とした日本時代劇の視聴プラットフォーム拡大など、多岐にわたる取り組みを進めてきた。

REMOWは、集英社と共同で複数のアニメ作品の製作を進めており、2025年には『地獄先生ぬ~べ~』の新作アニメを皮切りに順次放送・配信を予定している。『桃源暗鬼』(秋田書店)を含め、これらの作品のグローバル配給のみならず、商品化事業や自社サービスの拡充も視野に入れている。

©真倉翔・岡野剛/集英社・童守小学校卒業生一同

こうした事業拡大の中で、国内外で幅広い事業を展開する住友商事を新たな戦略投資家として迎えた。同社は映画・アニメの製作・配給に30年以上携わってきたほか、メディア・通信・不動産事業などの分野でも強い基盤を持つ。今後は、住友商事の持つグローバルネットワークを活用し、コンテンツ(ソフト)と配給網(ハード)の両面で事業の成長を加速させる考えだ。

©漆原侑来(秋田書店)/桃源暗鬼製作委員会

 
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