ヤンマーホールディングス株式会社は、同社が製作・プロデュースを手がけるオリジナルTVアニメ『未ル わたしのみらい』の制作を担当する5つのアニメスタジオを発表した。本作は2025年4月より地上波で放送予定のオムニバス形式アニメであり、各スタジオが個性豊かなストーリーを描く。
本作は、ヤンマーの価値観「HANASAKA(ハナサカ)」のもと、“人の可能性を信じる、人の挑戦を後押しする”というテーマに沿いながら制作された。参加するのは、新進気鋭の5つのアニメスタジオで、全5話のエピソードが制作された。植田益朗が総合プロデュースを務める。制作協力として株式会社スカイフォール、企画協力としてbtrax Japan合同会社が参加。オムニバス形式の全5話で構成され、2025年4月より地上波にて放送予定。オープニング主題歌はV.W.Pの「愛詩」。
Episode 079:「スターダストメモリー」
(制作:LinQ / 監督:鹿島典夫)
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(監督コメント)
バタフライエフェクト、正に小さなスペースデブリの暴走の連鎖によりヨシムラの娘=若き女性宇宙パイロットの命が奪われてしまった…民間のスペースデブリ回収会社のパイロット「ヨシムラ」の親としての生き様を描く物語です。10年前に事故で娘を失ったヨシムラの元に、若い女性飛行士がバディとして赴任してきたところから全てが始まり、彼らの間に生まれるわだかまりが思いもよらぬ事故を引き起こす。新たな悲劇を回避するため格闘する姿をフルCGでリアルに描く作品を楽しんでください。
Episode 101:「The King of the Forest」
(制作:TriFスタジオ / 監督:オカモト)
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(監督コメント)
思えばアニメ放送の少ない地方で育った私にとって、「ヤン坊、マー坊、天気予報」で始まるあの番組は、幼い頃楽しませてもらった貴重なアニメ作品の一つだったように思います。
本作は、幼い頃の憧れを追いかけ続ける青年の物語です。
彼の物語もまた、未来の誰かにとっての小さな蝶の羽ばたきになれば…とささやかに願っています。
Episode 217:「この世の波風さわぎ」
(制作:SCOOTER FILMS×白組 / 監督:河村友宏)
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(監督コメント)
自分は一体何者なのか?
何を成す為この時代に訪れたのか?
ロボットMIRUとピアニストの少女との出会いが、MIRUの運命を大きく変える…
エピソード0の様なイメージで演出した少し風変わりな物語をぜひご覧ください。
Episode 630:「Re: MIRU」
(制作:レイルズ / 監督:三階直史)
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(監督コメント)
こうしたら素敵だ、こうしたらかっこいいなどとスタッフが言葉を交わしつつの、よくある映像制作の日々の一端。一方でわたしはそれを客観視しながら、全く素敵とは程遠い絶望的な未来のお話を作っているんだけどなと、そんな不均衡がもたらす怪しい満足感にほっこりしているところです。
完成が楽しみです。
Episode 926:「待ってて、今行く」
(制作:LARX×スタジオ雲雀 / 監督:仲敷沙織)
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(監督コメント)
『未ル わたしのみらい』Episode 926『待ってて、今行く』のディレクターを担当しました仲敷です。
シリーズ最終話のこの話は、元気な少女アイルと謎の犬型ロボット・ポチマルが織りなす“始まりの物語”です。
お花畑の未来を目指して進む二人の姿が、少しでも心に残れば嬉しいです!
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