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水尻自子監督の短編映画『普通の生活』がベルリン国際映画祭で銀熊賞受賞


ベルリン国際映画祭の短編部門で、水尻自子監督のアニメーション「普通の生活」が最高賞に次ぐ、銀熊賞を受賞した。

水尻監督は、青森県十和田市生まれ。女子美術大学短期大学部造形学科デザインコース、同大芸術学部デザイン学科を卒業し、アニメーション作家の道を歩む。これまで、第64回(2014)ベルリン国際映画祭短編コンペティション部門、第74回(2021)カンヌ国際映画祭監督週間のコンペティションに選出されるなど国際的に高い評価を受けてきた。前作『不安な体』は100以上の映画祭にノミネートしている。

『普通の生活』は、毎日繰り返す普通の生活の中に変化し揺らいでいくものを捉えた短編アニメーションで、今の現実にだけ存在する身体に触れ合った感触を描き出す。製作は日本のニューディアーとフランスのMiyu Productionsによる共同製作。

同監督は、授賞式に寄せたビデオメッセージで「明確な物語やせりふもない、感覚的な作品でこのような賞を頂けたことは本当に光栄に思っています」と語ったとのこと(ソース)。

作品情報
『普通の生活』
監督:水尻自子
音楽:とくさしけんご
製作:Miyu Productions/ニューディアー
 
水尻自子監督の公式サイトはこちら。
水尻自子 Yoriko Mizushiri

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