リアルサウンド映画部に、MAPPAの副社長、長谷川博哉さんのインタビュー記事を掲載しました。
MAPPA副社長・長谷川博哉に聞く、アニメ制作の最前線 “若手にもチャンスが多い会社”|Real Sound|リアルサウンド 映画部
長谷川さんは、副社長と言う立場で、プロデューサー業務をしながら、プロデューサー・制作デスク・設定制作、制作進行のスタッフを統括している立場です。かなり現場に近い存在というか、経営よりも現場の方ですね。最近では、「らんま1/2」や「忘却バッテリー」のプロデューサーをやっています。
長谷川さんご自身が関わった作品についてとMAPPAの制作哲学について聞くと言う感じのインタビューです。
以下、原稿作成時のメモと構成案。
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参考
「ヴィンランド・サガ」トルフィン役・上村祐翔が幸村誠に感謝「思い切り臨めている」(イベントレポート) – コミックナタリー
(1458) TVアニメ「ヴィンランド・サガ」アニメーションプロデューサー:長谷川博哉 インタビュー – YouTube
ダ・ヴィンチ特集にアニメ「らんま1/2」と花ゆめ、次号は「私の初恋、土井先生。」(コミックナタリー) – Yahoo!ニュース
長谷川博哉 – アニメ@wiki FANBOXご支援募集中! – atwiki(アットウィキ)
アニメーションプロデューサー座談会 vol.04のチケット情報・予約・購入・販売|ライヴポケット
株式会社MAPPA
MAPPA好きの元アニメ制作進行が歓喜!「MAPPA STAGE 2023」リポート – ひとシネマ
Intro
現在、アニメ業界を牽引する存在といっていいMAPPA
2024年も数多くの話題作を提供していった。その1つ『らんま』のプロデューサーを務め、昨年から副社長に就任した長谷川さんに、同社の哲学について話を聞いた。
Body1長谷川さんの変遷
MAPPA入社の経緯:
Wit Studioで「ヴィンランド・サガ」第2期の制作が困難になり、退社。
ツインエンジンから引き続き作品に関わるよう依頼を受ける。
籔田修平の助言とMAPPA社長の快諾により、MAPPA入社を決意。
作品制作期間中の社員入社、終了後の退社を予定。
籔田監督の起用経緯:
Wit Studioで「ヴィンランド・サガ」アニメ化を担当。
仲武裕也から籔田を紹介される。
映画のような体感できるアニメーションを目指す。
面談で籔田の適性を確認。
監督選定の基本方針:
業界のネットワークを活用。
ターゲット層のニーズを予測。
スタッフの相性を考慮。
本人や周囲から多角的に情報収集。
各作品の監督選定:
「忘却バッテリー」:中園翔太監督が内定、事前に情報収集。
「らんま1/2」:宇田鋼之介監督を会社として選択。経験と若手スタッフのまとめ役として評価。
原作もの vs オリジナル作品:
原作もの:既存ファンの感動を最優先。
オリジナル:新規視聴者を惹きつける戦略が重要。
「全修」:
直接関与していないが、山崎みつえ監督のビジョンを尊重しつつ、客観的なアプローチを実施。
Body2MAPPAの制作方針、原作とオリジナル
企画選びの基準:
アニメーションとして世に出た際に、多くの人が面白いと思えるかどうかを最も重視している。
重要なテーマを扱っていても、エンターテイメントになりにくい、見た人が暗い気持ちになるようなものは無理に作らないこともある。
自身のバイブル作品:
特定の作品を挙げるのは難しいが、「寄生獣」やMAPPAで制作された「BANANA FISH」などを好んでいる。
ジャンルを問わず、周りの人が面白いと言っているものは積極的に読むようにしている。
リメイク企画について:
「らんま1/2」のリメイクはキャスティングを含め非常に難しい判断が必要だった。
旧作を否定するような見え方にはしたくなかった。
旧作への敬意を払いながら、同じものを作るのではなく、新たなアプローチを検討した。
リメイク企画が増えている理由:
原作ものはオリジナルに比べて既に支持されている顧客層がいる。
リメイクものはさらに多くの顧客層(過去のファンを含む)がついているため、ビジネスとして成功しやすいと考えられる。
ただし、制作スタッフや製作委員会には大きなプレッシャーがかかる。
以前のスタジオとの違い(MAPPAの長所):
制作作品数が非常に多く、その分チャンスが多い。
作りたいものがあり、周りを説得できる力があれば、比較的若い世代でもデスクやプロデューサーに抜擢される環境がある。
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メモ終わり。
長谷川さんはゴンゾ出身ですね。ゴンゾ出身者、結構いたるところで遭遇するなと最近、感じます。ゴンゾはやっぱり重要なスタジオだったのかなと思うように最近なりました。