2月23日、全米映画俳優組合賞(SAG Award)が発表され、アンサンブルキャスト賞に『教皇選挙』、主演男優賞はティモシー・シャラメ(『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』)、主演女優賞にはデミ・ムーア(『サブスタンス』)が選ばれた。
また、助演男優賞には、キーラン・カルキン(『リアル・ペイン~心の旅~』)が、助演女優賞はゾーイ・サルダナ(『エミリア・ペレス』)が受賞を果たした。
また、SAG賞テレビ部門の方では、『SHOGUN 将軍』が受賞ラッシュ。俳優全体に授与するアンサブルキャスト賞に選ばれた他、男優賞と女優賞を真田広之とアンナ・サワイが受賞。主要3部門に加えてキャスト・スタント賞も受賞。4冠を制する快挙を達成した。
その他、コメディシリーズのアンサンブル賞は「マーダーズ・イン・ビルディング」、男優賞(コメディシリーズ)はマーティン・ショート(『マーダーズ・イン・ビルディング』)、女優賞(コメディシリーズ)はジーン・スマート(『Hacks(原題)』)がそれぞれ受賞。
テレビ映画&リミテッドシリーズの男優賞は、『THE PENGUIN-ザ・ペンギン-』でコリン・ファレルが、女優賞では『私のトナカイちゃん』のジェシカ・ガニングが受賞した。また生涯功労賞にはジェーン・フォンダが選ばれている。
SAGアワードは、アカデミー会員の中で最大勢力である俳優たちによって選出される。アカデミー会員も非常に多くいることから、アカデミー賞を占う意味でも、重要な賞として認識されている。ティモシー・シャラメとデミ・ムーアはアカデミー賞でも優位な立ち位置に立ったと言えるだろう。また『教皇選挙』も作品賞の有力候補となっている。
Clavell, James
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