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フランソワ・トリュフォー特集:ザ・シネマメンバーズで「アントワーヌ・ドワネルの冒険」シリーズ全4作配信


映画専門チャンネル「ザ・シネマ」が運営する配信サービス「ザ・シネマメンバーズ」において、フランス映画界の巨匠フランソワ・トリュフォーの特集が3月より開始される。「大人は判ってくれない」のその後を描いた「アントワーヌ・ドワネルの冒険」シリーズ4作品が配信されるほか、ブルース・ベレスフォード監督の『ドライビング Miss デイジー』もラインナップに加わる。

© 1962 Ulysse Productions

「ザ・シネマメンバーズ」は、ミニシアター系・単館系の作品を中心に厳選された映画を配信するサービス。大手配信プラットフォームではなかなか見られない作品を提供することをコンセプトとしている。2024年4月より学割制度も開始された。

トリュフォーと「アントワーヌ・ドワネルの冒険」

フランソワ・トリュフォーは、フランスの映画運動「ヌーヴェルヴァーグ」を代表する監督のひとりだ。彼が生み出したキャラクター、アントワーヌ・ドワネルは、自身の分身とも言える存在であり、ジャン=ピエール・レオがその成長を演じ続けた。今回の特集では、『二十歳の恋』、『夜霧の恋人たち』、『家庭』、『逃げ去る恋』の4作品が配信される。

『二十歳の恋』(3月8日配信)は、5か国の監督によるオムニバス映画の一編として制作され、『大人は判ってくれない』の3年後を描いた作品だ。

『夜霧の恋人たち』(3月15日配信)は、若者から大人へと成長するアントワーヌを中心に、彼の根無し草的な生活がコミカルに描かれる。

© 1968 Les films du Carrosse / Contact Editions / Les productions Artistes Associés

『家庭』(3月22日配信)では、ついに結婚し家庭を持ったアントワーヌの姿が描かれ、その不器用な生き方が共感を呼ぶ。

© 1970 Les films du Carrosse / Valoria Films / Fida Cinématografica

シリーズ完結編となる『逃げ去る恋』(3月29日配信)は、過去のシリーズ作の場面が回想として挿入され、アントワーヌの人生を総括する作品となっている。

© 1979 Les films du Carrosse

『ドライビング Miss デイジー』も配信

© 1989 – DRIVING MISS DAISY PRODUCTIONS

「特集でくくれない映画たち」として、3月1日より『ドライビング Miss デイジー』が配信される。本作は、ジェシカ・タンディがアカデミー賞主演女優賞を受賞した作品で、白人の老婦人と黒人の運転手が築く25年に及ぶ友情を描いた感動作。モーガン・フリーマンの名演も光る。

配信スケジュール
3月1日~『ドライビング Miss デイジー』
3月8日~『二十歳の恋 4Kリマスター版』
3月15日~『夜霧の恋人たち 4Kリマスター版』
3月22日~『家庭 4Kリマスター版』
3月29日~『逃げ去る恋』

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