Brancに、第2回コンテンツ産業官民協議会についてのコラム記事を書きました。
コンテンツ支援の一元化は進展したか?是枝監督は業界の努力も必要と強調。第2回コンテンツ産業官民協議会が5カ月ぶりに開催 | Branc(ブラン)-Brand New Creativity-
約5か月ぶりの開催となった2回目の協議会ですが、何がどう進展したのか、何が発表されて、どんな話し合いがあったのかを含めて、課題だなと感じる点について書きました。
ちょっとスピード感がなかなか出てこないですね。そして、一番重要なポイントである、縦割り行政を乗り越えて一元的な支援体制の構築に光は見えたのかどうかについて、中心に書いています。
以下、原稿作成時のメモと構成案。
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Thesis
公的支援への警戒感とアレルギー、克服可能か
Point3つ
司令塔機能はどうなっているのか、
あくまで民間主導でやらねば、環境改善と振興の両輪を民主導でやり、口を出さないことは可能か
自分たちも努力していることが重要。。。補助金漬けの文化では理解を得られない
Intro
コンテンツ産業官民協議会(第2回) 映画戦略企画委員会(第2回)の開催
5カ月ぶりの開催となった政権交代してから初めての開催
進捗はどうなったか。
Body1前回何が確認されたか
「映画は国の財産」と明記、コンテンツ産業の支援強化促す官民協議会が初開催 | Branc(ブラン)-Brand New Creativity-
Body1全体概要
文化庁、経産省、総務省、公取がそれぞれ省庁の関わる分野で資料を提出している、
支援機能はそれなりにあるが、それが統合できるのかどうか、まだ不透明な段階。
是枝さんの発言をここで引用
経団連もここを危惧しているようだ、経団連の資料を引用
Body2 国の支援アレルギーをどう克服するのか、という課題
経団連の資料、軽快感がある
民のボトムアップで成長してきたからというのもある。
↓
あくまでこれを活かす方法でないといけない
確かに、政府が支援策を発表しても、しらけるムードが定番化している。
この克服のための信頼回復のために必須だ。
Body3補助金漬けの文化にしてもいけない
是枝さんは、自分たちの改革の努力を見せることも重要と発言
政府に頼り切りで公金をもらおうという姿勢では理解を得られないと考えている
その通りであり、民間のボトムアップで成長してきた日本のコンテンツ産業の力を活かすには、民間が主導であるべき、改革も民間の力が主役であるべき
公的支援はそれを支える立場として、民間の力を促す方向であった方がいい。
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メモ終わり。
是枝監督が業界の自助努力に触れているのが印象的でした。これは、まず自分たちの努力をしっかりと国民に見せないと、なぜ映画に国の税金を使うのかという批判が向くことが容易に想像できるからですね。
実際、重要だと思います。まずは自助努力でできることをしっかりとやることで、補助金漬けで自分たちで建てない業界になってしまってもいけないわけです。
本当は映連とかにそういうことを言ってほしいわけですが、映連がこの手の自助努力に消極的なのがきになります。