アニメ!アニメ!に、『映画 先輩はおとこのこ あめのち晴れ』の梅田修一朗さん、関根明良さん、内田雄馬さんにインタビューしてきました。
「映画 先輩はおとこのこ」梅田修一朗、関根明良、内田雄馬が見つけた「好き」の答え【インタビュー】 | アニメ!アニメ!
テレビシリーズが昨年放送されたシリーズの続編的位置づけの劇場版です。3人の関係がどうなったか、気になる人も多いのではないでしょうか。
インタビューでは、3人の関係、演じる時のこだわりなどいろいろ聞いています。特に難しい役どころだと思われる梅田さんの答えは非常に面白かったです。
以下、原稿作成時のメモと構成案。
参考
『先輩はおとこのこ』ぽむ先生インタビュー https://www.pixivision.net/ja/a/9247
世界を魅了するwebtoon『先輩はおとこのこ』はどう生まれた? 作者・ぽむ先生インタビュー|Real Sound|リアルサウンド ブック https://realsound.jp/book/2022/03/post-982971.html
先輩はおとこのこ:梅田修一朗×関根明良インタビュー(1) まこと先輩がいた! 繊細な演技を – MANTANWEB(まんたんウェブ) https://mantan-web.jp/article/20240713dog00m200008000c.html
先輩はおとこのこ:梅田修一朗×関根明良インタビュー(2) まこと先輩の絶妙な表現 2人の高校時代は? – MANTANWEB(まんたんウェブ) https://mantan-web.jp/article/20240713dog00m200009000c.html
テレビアニメ「先輩はおとこのこ」蒼井咲役・関根明良&大我竜二役・内田雄馬 インタビュー 詳細記事 | SGS109 https://sgs109.com/n/18115/d/
「男らしさ女らしさ」って? “男の娘”マンガの作者と声優が葛藤した「100%の表現」 | ORICON NEWS https://www.oricon.co.jp/special/67615/
読者さんの中には、まことの声をもっと高いトーンで想像していた方もいたと思うんです。だけど私の中では低すぎるわけじゃないけど、最初聞いたときに見た目に対して違和感がある感じのイメージ。そこからまことを知るうちに、少しずつ馴染んでいくくらいの塩梅がいいなと思ってました。具体的にどんな声という明確なイメージはなかったんですけど…。
夏アニメ「先輩はおとこのこ」内田雄馬(大我竜二役)が語る作品の印象と“普通”という概念【連載01】 | アニメイトタイムズ https://www.animatetimes.com/news/details.php?id=1718952526
構成
Point3つ
アフレコの思い出
好きという感情について
3人の演技について
普通に今回は取れ高要素をほとんど使って並べる。
Body1 アフレコの思い出
■ アフレコと劇場版制作の流れ
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映画とアニメの間に半年ほどの空きがあった。
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映画はアニメの延長線上にあり、地続きの物語として描かれている。
■ 誠(梅田)のキャラクター変化
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大きくは変化していないが、少し頼もしくなっている面が見られる。
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自分の将来や進路に悩む等身大の姿も描かれる。
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お母さんと素直に向き合えるようになったシーンが印象的で、誠の成長を象徴している。
■ アオイ(関根)のキャラクター変化
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アニメでは明るく前向きな存在だったが、後半で悩みや家庭の問題と向き合う。
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劇場版ではさらなる壁にぶつかり、人との触れ合いを通じて成長。
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優しい人々に囲まれていることを再認識し、「青い鳥を見つけた」ような感覚を得た。
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観客にも「人に頼っていい」と思わせる作品になっている。
■ リュウジ(内田)のキャラクター変化と気づき
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基本的な性格は完成しているが、恋愛感情に対する葛藤が描かれる。
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誠を好きな自分を否定しそうになるが、その感情は自分のアイデンティティに関わる大切なもの。
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素直になることで相手を傷つけることもあり、自分の気持ちとどう向き合うかに苦しむ。
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「好きな気持ちを無理に消す必要はない」と気づき、自分自身を否定しないことの大切さを学ぶ。
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最終的には、他人に思いやりを届けるにはまず自分の感情を認めることが必要だと理解する。
Body2 好きという感情について
■ 「好き」という感情の多様性について
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作品には友情的な「好き」と恋愛的な「好き」が混在して描かれている。
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演者たちも「人としての好き」と「恋愛としての好き」の線引きは曖昧だと感じている。
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内田さんは共演者2人を「好き」と素直に発言し、現場の雰囲気が温かかったことを強調。
■ 現場の雰囲気と関係性
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演者同士の信頼関係が強く、「3人でいれば大丈夫」という安心感があった。
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不在の共演者の話題も自然と出るなど、互いの存在が支えになっていた。
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現場は「好き」に満ちた温かな空間だった。
■ 好きの定義・捉え方の違い
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「好き」という感情は人によって意味も深さも違うため、言葉にするだけでは伝わらない。
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コミュニケーションを通して、お互いの「好き」のかたちを理解し合う必要がある。
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特定の状況(ifの世界)であれば、恋愛に発展する可能性もあるという意見も。
■ 恋と愛の違いについて
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「恋」は瞬間的で熱中する感情、「愛」は持続的で深い感情という違いがある。
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好きという感情の中にも、「膨らんでいくもの」や「変化するもの」がある。
■ 演技と作品づくりの意義
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好きという曖昧で答えのない感情に、作品として1つの形を与えるのが演技・制作の醍醐味。
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「好きって何だろう?」と考える人にとって、この作品は一つの答えや視点を与える作品である。
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「好きは特別」であり、それぞれのキャラクターが出した答えを通じて観客も感じ取ってほしい。
Body3 3人の演技について
■ 演技への相互リスペクト
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出演者3人はお互いの演技を尊重し合っており、特定の「ここが良かった」というより、役への深い向き合い方や人柄が演技に現れていると評価。
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キャラクターと演者の個性が通じ合っており、それぞれの内面が自然に役に投影されている。
■ 梅田さん(誠役)の演技アプローチ
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「可愛く見せよう」と意識しないことを誠との“約束”として大切にした。
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可愛さは結果として滲み出るもので、過剰な演出は避けるよう心がけた。
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声のトーンや印象も繊細に調整し、体調が声の高さに影響するためコンディションにも気を使った。
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誠というキャラクターと向き合うことで、自身の「好き」という感情への理解が深まり、価値観が広がった。
■ 関根さん(アオイ役)の演技アプローチ
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明るさに「仮面」や「演技」はなく、純粋な喜びとして表現した。
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複雑な家庭環境を前提にしすぎず、明るい場面ではその時々の感情を自然に出すように意識。
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共演者との掛け合いの中で、その場の反応を大切にし、狙いすぎない自然体の演技を心がけた。
■ 内田さん(リュウジ役)の演技アプローチ
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リュウジは等身大で感情を抑えきれず表に出す性格。その素直さを大事に演じた。
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キャラクターの迷いや葛藤(例:誠への気持ちが「正しいのか」)をナチュラルに表現。
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自分の気持ちとキャラクターの気持ちを混同しないよう細心の注意を払った。
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相手を大切にしすぎて自分を犠牲にするような行動をとるリュウジを「可哀想な人」にしないよう意識した。
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「幸せを求める人」ではなく、「誰かのために動く人」として誠実に演じた。
メモ終わり。
梅田さんの芝居が本当に素晴らしかったと思います。最近、梅田さんの活躍ぶりがすごいですね。