スタジオジブリの世界観を体験できる公園施設「ジブリパーク」の誕生に迫る展覧会「ジブリパークとジブリ展」が、2月28日より岡山市の岡山シティミュージアムで開催される。2022年の開園に合わせて始まった同展は、全国10都市を巡回し、岡山が最後の会場となる。
開会式は2月27日に行われ、ジブリパークの監督を務めた宮崎吾朗氏が登壇した。宮崎氏は、過去の作品のキャンペーンで岡山を訪れた思い出を振り返り、「縁のある地で展覧会を開催できることを嬉しく思う。私の仕事を振り返り、楽しんでいただけたら」と語った。
本展では、ジブリパークの誕生までの軌跡を、貴重な制作資料や試作品とともに紹介する。宮崎氏が手がけた「三鷹の森ジブリ美術館」や「サツキとメイの家」の建築プロジェクト、アニメーション映画『ゲド戦記』『コクリコ坂から』『アーヤと魔女』の制作資料も展示される。
また、ジブリパークの魅力を体感できる展示として、『千と千尋の神隠し』の「ジブリのなりきり名場面展」からカオナシと並んで座るシーンの再現や、『となりのトトロ』のネコバスへの乗車体験なども用意されている。
展覧会概要
会期：2025年2月28日（金）～5月11日（日）
会場：岡山シティミュージアム 4階・5階展示室（岡山市北区駅元町15-1）
開館時間：10:00～18:00（最終入場17:30）
休館日：3月3日、10日、4月7日、14日、21日
主催：ジブリパークとジブリ展岡山実行委員会（岡山シティミュージアム、RNC西日本放送、山陽新聞社）
観覧料：一般1,800円（前売券）／1,900円（当日券）ほか
詳細は展覧会特設サイトにて確認できる。岡山シティミュージアム公式X（@oka_city_museum）では、チケットの空き状況も随時更新される。
