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【ベルサイユのばら】アントワネット&フェルゼンの愛の歌唱付上映会レポ!平野綾&加藤和樹の生歌に感動!


『ベルサイユのばら』アントワネット&フェルゼンの愛の歌唱付上映会@TOHOシネマズ六本木ヒルズに行ってきた。素晴らしかった。

平野綾さん、加藤和樹さんの生歌唱。一瞬で涙ぐんでしまった。衣装も素敵。

よく考えたら、この二人は舞台ミュージカルのスターなわけで、生歌唱を見ようと思ったら、帝劇などで1万円くらいは払わないといけない。それが2200円で堪能できるのだから、安いな。

しかも、デュエット曲も単独曲も歌ってくれて、結構たくさん歌ってくれたな。これは安い、あまりにも安い。

まず一曲目は平野綾さんの『Ma Vie en Rose』、その後、平野さんが退場して加藤さんが登場、『Soul to Soul』を熱唱してくれた。

舞台あいさつは、アフレコやレコーディングの思い出などが中心だった。本作、アフレコは数年前に収録していたと封切り時とかプレミア試写の舞台挨拶などで言っていたが、楽曲のレコーディングも3年前だそうで、今回の上映会のために、まずはどう歌っていたか思い出すところからだったとのこと。アフレコよりもレコーディングが先だったらしいので、ふたりとも演じる前に曲を作ったので、どう使われるのか、興味津々だったようだ。

これは、なかなか難しい体験だったのではないかと思う。アニメでもキャラクターソングはあるが、キャラクターを演じる前にレコーディングするというのは、あるのだろうか。あるかもしれないが、難しそうだ。自分が歌うのではなく、演じるキャラクターが歌うわけだから、役を掴んでいないとできない。だから、本当は演じてから楽曲レコーディングの方がやりやすいんだろうな。

先日まで帝国劇場で二人は共演していたそうで、稽古の合間にこっそり本作の楽曲の練習をしていたらしい。「同じ東宝だからいいかな」(笑)と平野さん。

最期はデュエット曲『Resonance of Love』、そしてオスカルとアンドレも入れて4人の曲である『The Rose of Versailles』を本日限りのスペシャルバージョンで披露してくれた。

会場では光る棒を配っていて、それを振りながらの生歌唱体験であった。

3度目の鑑賞となる映画本編も、また泣いてしまった。改めて見て、この映画は、色々と尺の都合で描ききれていないものはある。しかし、マンガ史上に輝くオスカルという傑出したキャラクターの魅力を描くことに関しては、成功していると思う。

筆者が本映画についてどう考えているかは、以下の原稿に書いたので、興味のある方は読んでほしい。
劇場版『ベルサイユのばら』のオスカル像:原作回帰で描くオスカルの生き様と現代的意義

あと、吉村愛監督、脚本の金春智子さん、キャラクターデザインの岡真里子さんにインタビューもしているので、そちらも是非読んでほしい。
劇場版『ベルサイユのばら』制作陣インタビュー|令和に蘇る“ベルばら”「原作へのリスペクト、映像美、音楽…全てが融合した作品に」

公開時に新宿で配っていた号外もゲットしているよ。
映画「ベルサイユのばら」号外をゲット!その内容は…?

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