脚本をバカリズムが手がけ、市川実日子が主演を務める日本テレビのドラマ「ホットスポット」。3月2日に放送された第8話に、安藤サクラがサプライズ出演を果たした。
「ホットスポット」は、富士山麓のとある町のビジネスホテルに勤めるシングルマザー・遠藤清美(市川実日子)と、見た目はおじさんの宇宙人・高橋(角田晃広)の交流を描く“地元系エイリアン・ヒューマン・コメディー”だ。
安藤が演じたのは、高橋の母・弘子。第8話では、高橋の過去が明らかになり、父が宇宙人、母が地球人という設定が判明。宇宙人としての能力を持ちながらも葛藤を抱えて育った高橋を、母・弘子が温かく包み込む姿が描かれた。
本作は、2023年に放送され28冠を獲得した話題作「ブラッシュアップライフ」の制作チームが手がけており、同作のキャストも多数出演。安藤の出演についてもSNS上で期待の声が高まっていたが、8話でついにサプライズ登場となった。
安藤は、「『このやりとりを私もしたいな』と思っていましたが、『ブラッシュアップライフ』で演じた近藤麻美のようなバカリズムさんのリズムが体に残っているので、なぞらないように意識しました。今回は回想シーンという全く違うベクトルの役だったので、スペシャルな気持ちで楽しく演じられました」とコメント。また、サプライズ出演については「『いつ出るのかな』って思われるのはちょっと悔しいですね。でも、私がサプライズにしたわけじゃなくて、皆さんがそうしたんです!」と笑顔で語った。
さらに、第8話では、物語の冒頭で温泉に入っていた子どもが高橋の幼少期であったことや、高橋の父を野間口徹が演じていたことも明らかになった。
サプライズはこれだけではない。8話のラストでは、志田未来演じる瑞稀が“超能力者”であることが、親友・由美(夏帆)によって告白される展開に。宇宙人、未来人、超能力者が入り乱れる中、富士山麓の町の運命はどうなるのか。次回第9話の予告編は、ドラマ公式SNSで公開されている。