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ショートドラマアプリ「BUMP」が世界進出、世界100の国と地域で配信へ


ショートドラマアプリ「BUMP」を運営するemole株式会社(東京都目黒区、代表取締役:澤村直道)は、2025年3月4日より世界100カ国・地域でアプリの提供およびドラマ配信を開始した。米国、台湾、韓国を初期の重点地域とし、11作品を字幕版で、5作品を吹き替え版で配信する。

さらに、各市場におけるオリジナル作品の制作も進める計画で、第一弾として2025年5月に韓国で新作を公開する予定だ。

ショートドラマ市場の急成長とBUMPの展開

BUMPは1話1分~3分の短尺ドラマを「待つと無料」といったマンガアプリのような仕組みで楽しめる、日本初のショートドラマアプリだ。若年層を中心に支持を集め、2022年12月のリリースから約2年で190万ダウンロードを突破するなど順調に成長を続けている。

市場調査会社YHリサーチによれば、縦型ショートドラマ市場は2026年に日本国内で1,530億円規模、グローバル市場では2029年に8.7兆円規模へ拡大すると予測されている。これは2022年時点のスマホゲーム市場(8.9兆円)に匹敵する規模だ。

日本国内では、2022年~2023年に企業広告を目的としたショートドラマが主流だったが、2024年には大手テレビ局の参入やスタートアップの資金調達が相次ぎ、市場の活性化が進んでいる。一方、中国発のショートドラマアプリはすでに市場を確立し、特に米国を中心に海外展開が加速している。

BUMPは2024年5月に韓国市場へ進出し、日本国内で人気の作品を翻訳して配信。アプリのダウンロード数が伸び、作品の切り抜き動画もSNSで話題となるなど、確かな手応えを得ている。
 
世界進出の概要と今後の展開

今回の世界進出において、米国、韓国、台湾を初期の重点地域として設定。各地域のショートドラマ市場の成長ポテンシャルや、日本との文化的親和性が考慮された。

配信コンテンツは、日本語版の人気作品を英語、韓国語、台湾語へ翻訳し、字幕版11作品、吹き替え版5作品を展開する。加えて、現地パートナー企業と連携し、オリジナル作品の制作を進める計画だ。韓国ではFLIM.CO.,LTDと提携し、2025年5月に新作を公開する予定である。

BUMPは、広告を一切使用せず、作品の切り抜き動画を活用したSNSマーケティングにより100万ダウンロードを達成した。総再生回数は25億回を超え、「どこかで一度は見たことがある」という認知度を獲得している。今後、この手法を海外でも展開し、さらなる市場拡大を図る。
 
グローバル市場に向けた成長戦略

BUMPは各地域での市場成長を加速し、グローバル市場での売上が国内収益を超えることを視野に入れている。また、クリエイターへの収益還元や視聴データの共有を通じて、より創造的な制作環境の整備にも注力する方針だ。

海外展開を進めるにあたり、現地制作会社との協業を強化するとともに、日本のコンテンツを海外に発信したい国内事業者の参画も募集している。BUMPは「創造で挑戦できる世界へ」というビジョンのもと、グローバルなクリエイターエコノミーの創出に挑戦し続ける。

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