アソビシステム株式会社（東京都渋谷区、代表取締役：中川悠介、以下アソビシステム）は、アジアの音楽コンテンツへの投資を行うblackx（シンガポール、代表取締役：Chee Meng Tan、以下blackx）と戦略的パートナーシップを締結した。これにより、日本のポップカルチャー（J-POP）の世界的な展開を加速し、新たな知的財産（IP）の開発を進める。
本パートナーシップの目的は、アーティストの活動機会やプロモーションの場を拡大し、世界のファンとのエンゲージメントを強化することにある。近年、デジタルプラットフォームやストリーミングサービスの普及により、多様な音楽やエンターテインメントに対する需要が急速に高まっている。J-POPはその影響を受け、日本のアーティストが前例のない規模でグローバル市場に進出する流れが加速している。
アソビシステムは、きゃりーぱみゅぱみゅ、中田ヤスタカ、新しい学校のリーダーズなど、日本のポップカルチャーを代表するアーティストやクリエイターを擁するカルチャープロダクションである。音楽フェスやファッションイベントの企画・制作、ブランドIP事業、メディア事業など幅広い分野で活動しており、原宿を拠点に国内外へコンテンツを発信している。
blackxは、アジア地域のクリエイターと提携し、買収、コラボレーション、戦略的パートナーシップを通じて音楽資産の管理・開発・収益化を行う投資会社である。著名なヒットメーカーから新進気鋭のアーティストまで、音楽にとどまらず、関連コンテンツの価値最大化を支援している。
本提携について、blackxのCEOであるTan Chee Meng氏は「アジア文化の理解と評価を高め、アーティストとファンの間に国境を越えた深い絆を築くことを目指している。アソビシステムと共に、日本のトップタレントの影響力をグローバルに拡大していきたい」と述べた。
また、blackxの日本事業責任者である白須賀裕樹氏は「J-POPのグローバルでの成長はかつてない勢いで進んでいる。アソビシステムと協力し、日本のカルチャーを世界に広める取り組みを加速させたい」と語った。
アソビシステムの代表取締役・中川悠介氏は「アーティストの可能性を広げることに注力しており、blackxの専門知識とサポートを得ることで、さらに新たな展開が可能になる。エンターテイメント、テクノロジー、クリエイティブの分野を横断し、J-POPの新たな可能性を切り開いていきたい」と抱負を述べた。
本パートナーシップを通じて、アソビシステムとblackxは、J-POPのさらなる世界的な発展を目指し、音楽業界の枠を超えた革新的な取り組みを展開していく方針だ。
