株式会社TBSホールディングス（東証プライム：9401）は6日、特別利益（投資有価証券売却益）の計上見込みを発表した。あわせて、2025年3月期の通期連結業績予想および配当予想を修正した。
同社は、コーポレートガバナンス・コードに基づく政策保有株式の見直しを目的に、保有する上場有価証券2銘柄および完全子会社が保有する上場有価証券1銘柄を売却することを決定。これにより、約50億円の売却益を特別利益として計上する見込みである。売却予定日は3月7日。
この特別利益を反映し、2025年3月期の通期純利益予想を、従来の406億円から430億円へと上方修正した。1株当たりの当期純利益も252.41円から267.35円に増額される。
また、配当予想についても修正を発表。期末配当金は従来予想の35円から41円へと増額され、年間配当金は68円となる。これは、TBSグループの中期経営計画「2026」に基づき、連結ベースで配当性向40％を目標とする方針に沿ったものだ。
同社は、「高い公共的使命を果たすとともに、将来の成長を見据えた事業投資を推進し、企業価値と株主価値の持続的な向上を目指す」とコメントしている。
ソース：https://ssl4.eir-parts.net/doc/9401/tdnet/2578173/00.pdf
