4月18日に公開される劇場版最新作『名探偵コナン 隻眼の残像(フラッシュバック)』を記念し、日本テレビ系「金曜ロードショー」では、3週連続で「コナン祭り」を実施する。
第1週目となる4月4日には、毛利小五郎が重要な役割を果たす『14番目の標的(ターゲット)』を放送。続く4月11日には、豪華客船を舞台にしたサスペンス『水平線上の陰謀(ストラテジー)』をオンエア。そして4月18日には、興行収入158億円を記録したシリーズ最大のヒット作『100万ドルの五稜星(みちしるべ)』を本編ノーカットで地上波初放送する。
さらに、3月7日放送の「金曜ロードショー」では、最新作『隻眼の残像』の特別映像が公開される予定だ。
■最新作『隻眼の残像』と「コナン祭り」の見どころ
最新作『隻眼の残像』は、長野県・八ヶ岳連峰未宝岳を舞台に、長野県警の面々や毛利小五郎が事件の謎を追う。劇場版では初めて長野県警のメンバー(大和敢助、諸伏高明、上原由衣)が本格的にフィーチャーされるほか、普段は“迷”探偵として知られる小五郎のシリアスな一面も描かれる。
「金曜ロードショー」で放送される過去作も、小五郎が活躍するエピソードが中心だ。
■『14番目の標的(ターゲット)』 4月4日放送
目暮警部、妃英理、阿笠博士が何者かに狙われる連続襲撃事件が発生。小五郎に近しい人物が標的となったことから、犯人は彼に恨みを持つ者ではないかと推測される。事件の手がかりは、現場に残されたトランプの絵札と、標的たちの名前に共通する数字。やがて、小五郎の旧友であるソムリエ・沢木公平が次なる標的となる。
本作では、小五郎が刑事を辞めることになった過去の事件にも触れられており、彼の人間ドラマにも注目したい。
■『水平線上の陰謀(ストラテジー)』 4月11日放送
豪華客船アフロディーテ号の処女航海に招待されたコナンたちは、船上で起こる連続事件に巻き込まれる。園子の拉致事件から始まり、やがて15年前の沈没事故と現在の殺人事件がつながりを見せる。犯人の仕掛けた爆弾が爆発し、船が沈没していく中、小五郎の活躍が光る。
普段は的外れな推理を見せることが多い小五郎だが、本作では冴え渡る推理を披露し、頼れる探偵としての一面が見られる。
■『100万ドルの五稜星(みちしるべ)』 4月18日放送
怪盗キッド、服部平次、コナンが函館を舞台に、新選組副長・土方歳三にまつわる日本刀を巡る謎に挑む。怪盗キッドが狙うのは、斧江財閥の収蔵庫にあるとされる土方の刀。しかし、その刀を狙うのはキッドだけではなく、謎の“剣士”の影が迫る。
さらに、函館倉庫街では十文字の切り傷がつけられた遺体が発見され、事件の背後にはアジアを股にかける“死の商人”の存在が浮かび上がる。歴史と現代の陰謀が交錯する壮大なミステリーが展開される。
■「金曜ロードシアター」にはコナン好きアナウンサーが参加
番組ホームページでは、視聴者参加型コンテンツ「金曜ロードシアター」を展開。日本テレビの河出奈都美アナウンサーがリアルタイムで参加し、視聴者と共に作品を楽しむ。子どもの頃から「コナン漬け」の青春を過ごしてきたという河出アナが、作品の魅力を語る。