世界歴代アニメーション映画興収1位の大ヒットを受け、4月4日に日本緊急公開決定
中国発の3DCGアニメーション映画『ナタ：魔童鬧海』（読み：なた まどうとうかい）が、4月4日（金）に日本語字幕版として全国公開されることが決定した。また、それに先駆け、3月14日（金）より中国語音声・中国語・英語字幕版が、グランドシネマサンシャイン池袋や新宿ピカデリーをはじめとする全国約30館で緊急限定公開される。
『封神演義』『西遊記』にも登場するナタを主役に描く大作
本作は、中国古典小説『封神演義』や『西遊記』にも登場する神話上のキャラクター「ナタ太子」を主人公とした3DCGアニメーション映画である。2019年に公開され大ヒットを記録した『ナタ：魔童降臨』（英題：Ne Zha）の続編となる。
本作は、今年1月29日（水）に中国で公開されると、3月2日（日）までの累計興行収入は約145億元（約3,000億円）に達した。また、海外市場でも好調で、北米では3週連続で興行ランキングトップ10入りを果たし、最終的に全世界興行収入で『インサイド・ヘッド2』や『ライオン・キング』、『アナと雪の女王2』などの名作を超え、アニメーション映画史上歴代興収1位を達成した。
これまで中国映画の日本公開は、本国公開から長期間を要するのが通例だった。しかし、本作『ナタ：魔童鬧海』はその常識を覆し、公開からわずか約2カ月後に日本での上映が決定した。これにより、日本の観客も世界的なヒット作をほぼリアルタイムで楽しむことができる。
本作では、仙人となるはずだったナタが、何者かの陰謀により世を混乱に陥れる魔王となる宿命を背負って生まれる。孤独な幼少期を過ごしながらも、両親の手で成長したナタは、東海竜王・敖光（ごうこう）の息子・敖丙（ごうへい）と親友になる。しかし、二人は運命に翻弄され、さらなる試練に挑むことになる。
あわせて公開された本国版ポスターでは、ナタが手に火尖槍を持ち、炎の中で威風堂々と立つ姿が描かれており、壮大なバトルファンタジーへの期待が高まる。
本作の日本公開を手掛けるのは、2019年に東京で設立された面白映画株式会社だ。同社はこれまでに『羅小黒戦記』『白蛇：縁起』『ライオン少年』『ヨウゼン』『封神・激闘！燃える西岐攻防戦』など、中国アニメ映画の配給を担当してきた。
中国神話を基にした壮大なバトルファンタジーが、いよいよ日本のスクリーンに登場。どのような作品なのか、楽しみだ。
作品情報
原題：魔童鬧海英題：Ne Zha 2上映時間：144分監督：ジャオズ（餃子）キャスト（声の出演）：
リュー・イェンティン（呂艶ティン）
ジョンセンセフ（ジョン森瑟夫）
ハンモー（瀚墨）
チェン・ハオ（陳浩）
リューチー（緑綺）
チャン・ジャーミン（張珈銘）
ヤン・ウェイ（楊衛）
ワン・デーシュン（王徳順） ほか
公式サイト：https://www.nezha2.jp/
公式X（旧Twitter）：@nezha2_JP
