堀貴秀監督が手掛ける“JUNK”シリーズの第2弾『JUNK WORLD』が、2025年6月13日(金)に全国公開されることが決定した。本作は、2017年に公開され話題を呼んだ『JUNK HEAD』の前日譚となる作品で、壮大な世界観と緻密な映像美が特徴となっている。

前作『JUNK HEAD』は、独学で映画制作を学んだ堀監督が、7年間かけてほぼ一人で制作したSFストップモーションアニメ映画だ。海外の映画祭で数々の賞を受賞し、2021年に日本国内で劇場公開された際には、口コミを中心に人気が拡大。興行収入1.4億円を超えるカルト的ヒットを記録した。

今回公開される『JUNK WORLD』は、前作の1042年前の世界を描いた物語で、主人公のロボット・ロビンと人間の女性隊長トリスを中心に、壮絶な戦いが繰り広げられる。公開に先駆け、本ポスターと特報映像も解禁された。ポスタービジュアルには、ロビンが大きく描かれ、特報映像では、ロビンがトリスを護衛する姿や、シリーズの壮大なスケールが垣間見えるシーンが収められている。
本作について堀監督は、「『JUNK HEAD』同様、自分が見たいものを詰め込んだ作品になった。コマ撮りという希少なアナログ技法を用いることで、逆に新鮮な映像体験となっている。SF映画として楽しめる内容なので、ぜひ劇場でご覧いただきたい」とコメントしている。

また、3月14日(金)からは、全国の上映劇場にて特別鑑賞券の販売が開始される。ポストカード型のデザインには、トリスを見つめるロビンの姿が描かれている。
『JUNK WORLD』は、前作を超えるスケールと緻密な映像美を兼ね備えたストップモーションアニメの新たな傑作となるだろう。公開に向け、今後の続報にも注目したい。
【作品情報】
タイトル:『JUNK WORLD』
監督・脚本・撮影・編集:堀貴秀
配給:アニプレックス
公開日:2025年6月13日(金)
公式サイト:https://junkworld-movie.com/
公式X(旧Twitter):https://x.com/JUNKWORLD_movie