2022年に開幕した舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』東京公演が、累計観客数110万人を突破し、今年7月よりロングラン4年目に突入する。それに伴い、新キャスト22名が発表された。中でも注目を集めるのは、アルバス・ダンブルドア役に市村正親が決定したことだ。
演劇界のレジェンドとして知られる市村正親が、本作でダンブルドア役を務めることが決定した。市村はこれまでミュージカル『オペラ座の怪人』のファントム役や『ミス・サイゴン』のエンジニア役など、多くの名作に出演してきた。舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』の東京公演初日も観劇しており、自身の子どもが「ハリー・ポッター」シリーズの大ファンであることを明かしている。
「子ども達は映画も舞台も網羅しているので、ダメ出しをもらわないように、良いダンブルドア先生を演じようと思います」と意気込みを語った。
7月からの新キャストが続々決定
今回の新キャスト発表では、主要キャラクターの配役も明らかになった。ハーマイオニー・グレンジャー役には松井玲奈と奥村佳恵が、ロン・ウィーズリー役には上山竜治と関町知弘(ライス)が決定。さらに、ハリー・ポッター役には大貫勇輔が約1年ぶりにカムバックし、稲垣吾郎、平岡祐太とともにトリプルキャスト体制をとる。
その他のキャストには、ドラコ・マルフォイ役の渡辺邦斗、ジニー・ポッター役の安藤聖と吉井怜、アルバス・ポッター役の原嶋元久、スコーピウス・マルフォイ役の大久保樹、デルフィー役の野邑光希が名を連ねた。
マクゴナガル校長役には岡まゆみと白木美貴子がキャスティングされ、舞台を支える。
チケット販売情報
すでに7月~10月公演の延長が発表されており、3月29日よりTBSチケットおよびホリプロステージで先行販売が開始される。一般販売は4月12日からとなる。
6月までは現在のキャストで公演が行われており、既存キャストの演技を楽しめる最後の機会となる。現在の公演チケットはTBSチケット、ホリプロステージ、各プレイガイドにて販売中だ。
ロングラン4年目に突入し、ますます進化を続ける舞台『ハリー・ポッターと呪いの子』。魔法の世界を体感できるこの機会を見逃さないようにしたい。
ハリー・ポッターと呪いの子 第一部・第二部: 舞台脚本 愛蔵版