宮崎駿監督の名作『もののけ姫』が、北米のIMAXシアターで初上映されることが決定した。スタジオジブリの40周年を記念し、新たに4Kリストア版を製作。2025年3月26日より、GKIDSの配給で英語吹き替え版と日本語版の両方が上映される。
First poster for the 4K restoration of Hayao Miyazaki’s ‘PRINCESS MONONOKE’
Releasing in IMAX theaters on March 26. pic.twitter.com/EbTAitl92G
— DiscussingFilm (@DiscussingFilm) March 11, 2025
『もののけ姫』は、スタジオジブリの共同創設者であり、アカデミー賞受賞歴を持つ宮崎駿監督が脚本・監督を務めた長編アニメーション作品である。プロデューサーは鈴木敏夫氏、音楽は久石譲氏が手掛けた。今回のIMAX版は、スタジオジブリの奥井敦氏が直接監修した新たな4Kリストア版を使用している。奥井氏は1993年にジブリに参加して以来、数々の主要プロジェクトに関わってきた。
Count your days. The Wolf Princess is here. 🔥
PRINCESS MONONOKE hits @IMAX theatres for the first time ever in an all-new 4K restoration starting March 26. Japanese & English dub showtimes available. Tickets on sale now.https://t.co/8avAcjDkeE pic.twitter.com/C8w4nLGqG8
— GKIDS Films (@GKIDSfilms) March 11, 2025
本作は、アカデミー賞受賞作『千と千尋の神隠し』を生んだスタジオジブリが手掛けた壮大なファンタジーであり、圧倒的な映像美、迫力のある戦闘シーン、そして深い人間ドラマで世界中の観客を魅了してきた。
物語は、呪いを受けた若き戦士アシタカが西へと旅するところから始まる。彼は、人間と自然の対立が激化する世界に足を踏み入れ、タタラ場を率いるエボシ御前と、狼に育てられた少女・もののけ姫(サン)との争いに巻き込まれる。人間による森林破壊と、森の神々や動物たちを守ろうとする者たちの衝突が描かれる。
英語吹き替え版では、ジリアン・アンダーソン、ビリー・クラダップ、クレア・デインズ、ミニー・ドライバー、ジェイダ・ピンケット・スミス、ビリー・ボブ・ソーントンらが声優として参加している。