カナダのゲーム開発会社Behaviour Interactiveは、人気非対称対戦型ホラーゲーム『Dead by Daylight』と、アニメ『東京喰種トーキョーグール』のコラボレーションを発表した。コラボチャプター「Dead by Daylight|東京喰種トーキョーグール」のパブリックテストビルド(PTB)が、2025年3月12日よりSteamにて期間限定で開始される。
©Sui Ishida/Shueisha,Tokyo Ghoul Production Committee
金木研が“喰種”の本質を解き放つ
『東京喰種トーキョーグール』は、人間と喰種の狭間で苦悩する金木研の物語を描き、多くのファンを魅了してきた。今回のコラボでは、金木が「The Ghoul(喰種)」というキラーとして『Dead by Daylight』の霧の森に姿を現す。
原作では、金木は事故による瀕死状態から喰種の臓器移植を受け、「半喰種」として生き延びる。しかし、ジェイソンと呼ばれる喰種から残虐な拷問を受けたことで精神が崩壊し、喰種としての本能を解放することとなった。『Dead by Daylight』では、その極限状態の金木が黒い霧に包まれ、エンティティの力によって解き放たれる。
赫子を駆使した圧倒的なパワー
金木がキラーとして持つ特殊能力「The Ghoul’s Kagune Tentacles(赫子の触手)」は、彼の代名詞とも言える赫子を使った攻撃を可能にする。この能力により、背中から生えた赫子を用いて素早くマップを移動し、サバイバーを翻弄する。また、攻撃を成功させることで「Enraged Mode(狂化モード)」が発動し、彼の力が飛躍的に増す。固有パークと組み合わせることで、サバイバーは常に金木の脅威にさらされることとなる。
さらに、金木のメメント・モリ(フィニッシュムーブ)では、彼の内なる喰種の本質が露わになり、捕えたサバイバーにとって逃れられない恐怖の瞬間が訪れる。
コーディネイトで『東京喰種』の世界観を再現
2025年4月3日には、「東京喰種コレクション」が発売され、『東京喰種トーキョーグール』の象徴的なキャラクターや衣装が登場する。金木には「神代利世」のレジェンダリーコーディネイトが用意されており、彼が受け継いだ力の源である神代利世の姿へと変化することが可能だ。
さらに、以下の4種類のベリーレアコーディネイトも登場する。
- 木村結衣の「ラビットのコスチューム」
- レナート・リーラの「ヒデのコスチューム」
- ネア・カールソンの「エトのコスチューム」
- 金木の「覚醒した喰種」コスチューム
また、プレイヤーはアンノウン、ジョナ・バスケス、ジェイク・パーク、デイビッド・キング用の4種類のベリーレアマスクを装備し、喰種の力を纏うことができる。
4月3日より正式リリース
コラボチャプター「Dead by Daylight|東京喰種トーキョーグール」は、2025年4月3日よりSteam、PS5、PS4、Xbox One、Xbox Series X|S、Epic Games Store、Windows Store、Nintendo Switchにてリリースされる。『東京喰種トーキョーグール』のダークな世界観と『Dead by Daylight』の恐怖が融合した本作に、ファンからの期待が高まっている。