森崎ウィンと向井康二(Snow Man)がダブル主演を務める日本・タイ共同制作映画『LOVE SONG』の公開日が10月31日に決定した。それに合わせて、YouTubeで初の特報映像が公開された。
本作は、世界的に人気を博したBLドラマ『2gether』を手がけたタイのチャンプ・ウィーラチット・トンジラー監督がメガホンを取り、東京とバンコクを舞台にしたオリジナルのピュアラブストーリーを描く。未完成のラブソングが2人の運命をつなぐというストーリーで、日本とタイを代表するスタッフ・キャストが集結した。
主人公のソウタを演じるのは森崎ウィン。真面目な研究員である彼は、突然の海外勤務を命じられ、バンコクへ降り立つ。そこで再会したのは、学生時代に密かに思いを寄せていたカイだった。カイを演じるのは向井康二。カメラマンとして活躍しながらも、音楽への未練を断ち切れずにいる役どころだ。
特報映像は、ソウタが学生時代に屋上でギターを弾くカイを遠くから見つめるシーンから始まる。ソウタは、カイが奏でていた“未完成の歌”を今でも覚えており、6年の時を経て再会した2人が音楽を通じて心を通わせていく様子が描かれる。また、同時に解禁されたティザービジュアルには、バンコクで撮影された印象的な写真が使用されている。
本作の監督を務めるチャンプ・ウィーラチット・トンジラーは、BLブームの火付け役となった『2gether』を手がけ、日本とタイの文化の違いを学びながら本作を丁寧に作り上げた。東南アジアにルーツを持つ森崎と向井を主演に迎え、異国の地での再会を温かな視点とユーモアを交えて描く。
森崎は、「ソウタ役のオファーを受けたとき、自分とは真逆のキャラクターで不安もあったが、この作品に賭ける覚悟で臨んだ」と語る。向井もまた、「タイで仕事ができることに大きな喜びを感じた。緊張もあったが、それ以上に楽しさを感じながら演じた」と振り返る。
映画『LOVE SONG』は、10月31日より全国公開予定。バンコクと東京を舞台にした2人の心の交流が、どのように描かれるのか注目が集まる。
公式サイト:LOVE SONG