関西テレビ放送株式会社(以下、カンテレ)は、ギンガム原作の不条理ギャグ漫画『おいでよ魔法少女村(不法占拠)』のアニメ化を発表した。放送開始は2025年4月3日(木)27時15分(4日午前3時15分)からで、毎週1分間のショートアニメとして放送される。
■魔法少女になったおっさんの苦悩と狂気の日常
本作は、会社員の苫小牧(43歳)が勤務先の社長のパワハラによって魔法少女になってしまうという異色の設定から始まる。彼がたどり着いたのは、ハイテンションな根室(120歳?)や酒を手放せない村長・晴耕(270歳?)らが暮らす「魔法少女村」。しかし、この村は「不法占拠」状態であり、魔法少女たちによる狂気と絶望に満ちた日常が繰り広げられる。
原作者のギンガムは「本作は、人類の敵である魔法少女たちが巻き起こす不条理ギャグとダークな要素が混ざり合った作品。アニメ化を機に、より多くの人に作品を知ってもらえれば嬉しい」とコメントしている。
■制作陣とキャスト陣も豪華布陣
本作のアニメーション制作は勝鬨スタジオが担当し、脚本と監督は尾中たけしが務める。音響監督にはサイトウユウ、音楽制作は陽澄りょうが担当する。
キャストには、石見舞菜香(苫小牧役)、井澤詩織(根室役)、上坂すみれ(晴耕役)、小原莉子(釧路役)、杉田智和(神奈川役)といった実力派声優が集結。さらに、主題歌『化け物集う村』を釧路役の小原莉子が歌う。
■放送概要
タイトル:『おいでよ魔法少女村(不法占拠)』
放送開始日:2025年4月3日(木)
放送時間:毎週木曜27:15~27:16(関西ローカル)
話数:全13話(予定)
アニメーション制作:勝鬨スタジオ
原作:ギンガム
脚本・監督:尾中たけし