日韓共同制作のドラマ「魔物(마물)」に、新たなキャスト9名、北香那、神野三鈴、佐野史郎、大倉孝二、宮崎吐夢、宮本茉由、落合モトキ、うらじぬの、若林時英が出演すると発表された。
本作は、テレビ朝日と韓国の大手スタジオ・SLLがタッグを組んで制作するサスペンス作品。主演は麻生久美子と塩野瑛久。麻生が演じるのは、将来を嘱望されながらも孤独を抱える弁護士・華陣あやめ。彼女の前に現れる美しく魅惑的な男・源凍也を塩野が演じる。凍也は「愛=所有」と信じ、妻に対するDV疑惑があるうえ、有名大学教授殺人事件の容疑者でもある。あやめは彼の無実を証明するため奔走するが、2人は事件をきっかけに本能的に惹かれ合っていく。
北香那は、凍也の支配的な愛を優しさと信じる妻・源夏音役を演じる。神野三鈴は、あやめを凍也と夏音に引き合わせる事業家・最上陽子役、佐野史郎は作家で大学教授でもある陽子の夫・名田奥太郎役に扮する。
大倉孝二はあやめの先輩弁護士・今野昴役、宮本茉由はあやめを支える正義感の強いパラリーガル・渚来美役、落合モトキは凍也の親友であり陽子の息子・名田潤役を担当する。また、宮崎吐夢はあやめが所属する法律事務所の所長・井村讃一郎役、うらじぬのは大学教授殺人事件を担当する刑事・金原真澄役、若林時英は金原の後輩刑事・仁川鯨役を演じる。
本作の監督には、韓国から「オク氏夫人伝 -偽りの身分 真実の人生-」のチン・ヒョクが、日本から「七夕の国」の瀧悠輔、「肝臓を奪われた妻」の二宮崇が参加。脚本は「星から来たあなた」の関えり香が手がける。
キャスト陣からは、それぞれ意気込みのコメントが寄せられている。北は「日韓共同作品に参加することは役者として目標のひとつ」「愛情と憎悪で歪んでいく人間関係の構図が非常に面白い」と語る。神野は「50代の女性を母や妻という枠にとらわれず、人間として演じられることが楽しみ」と期待を寄せた。佐野は「窮屈になりがちな現代のドラマに風穴を通してくれる作品」とし、視聴者に向け「ぜひご期待ください」とメッセージを送っている。
「魔物(마물)」は、2025年4月18日よりテレビ朝日系で放送開始。毎週金曜23時15分よりオンエアされる。また、TELASAでは各話放送終了後に配信予定である。
公式サイト:金曜ナイトドラマ『魔物(마물)』|テレビ朝日