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バリー・ジェンキンス監督、グレン・パウエル主演のSFスリラー『The Natural Order』を監督する可能性


アカデミー賞受賞監督のバリー・ジェンキンスが、次回作としてSFスリラー『The Natural Order』の監督を務める可能性が浮上しているとDeadlineが報じている。本作にはグレン・パウエルが主演する見込みだ。

『The Natural Order』は、映画『リメンバー・ミー』の脚本を手掛けたマシュー・オルドリッチによる未発表の原稿を基にした作品で、不老不死の追求をテーマにしている。ユニバーサル・ピクチャーズがこのオリジナル企画の権利を事前に獲得し、ジェンキンスが監督として交渉中であることが明らかになった。また、ジェンキンスとオルドリッチが共同で脚本を手掛ける予定だ。

ジェンキンスとパウエルのタッグは、2024年の映画界を牽引する二人の強力な組み合わせとなる。ジェンキンスが監督を務めたディズニー映画『ムファサ:ザ・ライオン・キング』は、世界興行収入7億ドルを突破し、年間世界興行成績第7位を記録した。一方のパウエルは、ソニーのロマンティック・コメディ『Anyone but You』とユニバーサルの『Twisters』で連続ヒットを飛ばし、Netflix映画『Hit Man』ではゴールデングローブ賞と全米脚本家組合(WGA)賞にノミネートされた。

また、パウエルとユニバーサルの関係は『Twisters』の成功により一層深まっている。同作は全世界で3億7200万ドルを超える興行収入を記録し、年間の北米興行成績で第8位にランクインした。『The Natural Order』は、ジェンキンスが自身のプロダクション会社Barnstorm Productionを通じてユニバーサルと締結したファーストルック契約のもとで製作される初の作品となる。

プロデューサーには、アデル・ロマンスキー、マーク・セリャック、そしてジェンキンスが名を連ね、Pastelの名の下に製作が進められる。ジュエル・キーツ・ロスもプロデューサーとして参加し、ユニバーサルの製作開発担当上級副社長エリック・バイヤーズがプロジェクトを指揮する。