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トム・クルーズ新作も?カンヌ国際映画祭2025 公式選出作品発表は4月10日


カンヌ国際映画祭は、5月13日から24日に開催される第78回大会の公式選出作品を、4月10日にパリで発表する。

この発表は、カンヌ国際映画祭のディレゲート・ジェネラルであるティエリー・フレモー氏と、2027年までの2期目が決定したアイリス・クノブロッホ会長によって行われる。

世界最大の映画祭およびマーケットであるカンヌは、先日行われたアカデミー賞で記録的な成果を収めたばかりだ。2024年のカンヌ選出作品である『アノーラ』『エミリア・ペレス』『フロー』『ザ・サブスタンス』の4作品が、合計9部門でオスカーを獲得した。

特に、2024年のパルム・ドール受賞作であるショーン・ベイカー監督の『アノーラ』は、作品賞、監督賞、脚本賞、主演女優賞、編集賞の5部門を制し、大きな注目を集めた。

公式発表を前に、カンヌ映画祭の選出作品を巡る予想が盛り上がりを見せている。

候補として名前が挙がっているのは、トム・クルーズ主演の『ミッション:インポッシブル – ザ・ファイナル・レコニング』、ウェス・アンダーソン監督の『ザ・フェニシアン・スキーム』、リチャード・リンクレイター監督の『ヌーヴェル・ヴァーグ』、マリアム・トゥザニ監督の『カリェ・マラガ』、レベッカ・ズロトフスキ監督の『ヴィ・プリヴェ』、ハイファ・アル=マンスール監督の『アンアイデンティファイド』、ファティ・アキン監督の『アムルム』、ラースロー・ネメシュ監督の『オーファン』、クレベル・メンドンサ・フィリオ監督の『ザ・シークレット・エージェント』などだ。

今年のプレスカンファレンスは、新たな会場で開催される。昨年夏、シャンゼリゼ通りにある87年の歴史を誇る映画館UGCノルマンディが閉館したことに伴い、これまでの会場が変更されたためだ。