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「韓国ドラマ全史」3月22日発売:世界的ヒット連発の理由を徹底分析!日本のコンテンツビジネスへの示唆


株式会社ディスカヴァー・トゥエンティワンは3月22日、黄仙惠(ファン・ソンヘ)氏による新書『韓国ドラマ全史 なぜ世界的ヒットを連発できるのか?』を刊行した。本書は、韓国ドラマが国際的な成功を収めるに至った背景を分析し、日本のコンテンツビジネスにとっての示唆を提供する内容となっている。


韓国ドラマ全史 なぜ世界的ヒットを連発できるのか? (ディスカヴァー携書)

韓国ドラマ全史 なぜ世界的ヒットを連発できるのか? (ディスカヴァー携書)

黄仙惠
1,617円(03/22 10:10時点)
発売日: 2025/03/21
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IMF危機がもたらした構造改革

本書は、1997年のアジア通貨危機を契機に韓国のコンテンツ産業がいかに変革を遂げたかに着目する。当時の金大中大統領は文化産業を戦略的に育成し、IT技術との融合を推進した。その結果、韓国ドラマは家族愛や人間関係を重視する「IMF型ドラマ」へと変化し、アジア市場を中心に人気を拡大した。

韓国型スタジオシステムの確立

IMF危機以降、制作会社はIP(知的財産)の確保と海外展開を重視するようになった。『冬のソナタ』の成功を収めたPANエンターテインメントは、その典型例である。さらに、近年ではNetflixなどのグローバルプラットフォームの影響により、制作会社主導の「スタジオシステム」が発展。これにより、脚本家の共同執筆や若手クリエイターの育成が進んでいる。

日本のコンテンツ産業への示唆

本書では、韓国コンテンツの成功が単なる国策の成果ではなく、危機を機に行われた構造改革と人材育成の結果であることを強調する。日本のコンテンツビジネスにとっても、韓国の経験は示唆に富むものであり、今後の発展に向けたヒントとなるだろう。