株式会社コンテンツセブンは、映画の配給および宣伝を行う新会社「株式会社マーチ」を2025年3月3日に設立し、この度、韓国発のアニメーション映画『口蹄疫から生きのびた豚(原題)』の国内配給権を取得したことを発表した。
本作は、ホ・ボムウク監督による2作目の長編アニメーション映画で、アジア最大級のアニメーション映画祭「第3回 新潟国際アニメーション映画祭」の長編部門(コンペティション)で日本初上映され、観客からはその斬新な発想と容赦ない描写に対して賛否両論が巻き起こった。上映後、「慟哭と暗闇と絶望。一瞬の希望もない104分間」や、「動物という概念の限界を探り、人間、環境への残酷さを描く衝撃作」との評価を受けた。
株式会社マーチは、多様な作品の配給を通じて、映像コンテンツ市場の発展と活性化を目指しており、今回の配給権取得に至った。また、邦題や公開日については、詳細が決まり次第順次発表される予定だ。
作品概要
タイトル:『口蹄疫から生きのびた豚(原題)』
英題:Pig That Survived Foot-And-Mouth Disease
監督:ホ・ボムウク
製作年度:2024年
製作国:韓国
上映時間:1時間45分
あらすじ
口蹄疫を乗り越えて生き延びた“ピッグH”は、人間に変わることでのみ生き延びる覚悟を決め、すべてを捧げる覚悟を持つ。一方、幼少期から嫌がらせを受け続けた“チェ・ジョンソク”は、人間としての呪縛を捨て、獣として生きる決意を固める。
株式会社マーチについて
株式会社マーチは、株式会社コンテンツセブンが設立した新会社であり、アジア映画をはじめ、洋画や邦画を安定的に劇場配給・宣伝する。映画の国内展開をワンストップで行い、作品価値の最大化に貢献することを目指している。また、C7で展開する配信・TV・ビデオグラムなどの二次利用を通じて、映像コンテンツ市場の発展に寄与する。
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