BS松竹東急(本社:東京都中央区築地、代表取締役:橋本元)は、4月7日(月)より、アニメ「魔法少女リリカルなのはStrikerS」をBS初・全国無料放送する。現在放送中の「魔法少女リリカルなのはA’s」に続く形で、毎週月曜23時30分から2話連続で放送される。
「魔法少女リリカルなのはStrikerS」は、昨年20周年を迎えた「魔法少女リリカルなのは」シリーズの第3期にあたる。物語の舞台は、「魔法少女リリカルなのはA’s」から10年後の世界。小学生だった高町なのはは19歳となり、魔導師のエースへと成長を遂げる。
今回の放送に際し、新キャラクターであるスバル・ナカジマ役の斎藤千和、ティアナ・ランスター役の中原麻衣が出演するオリジナルPR映像が公開された。ふたりは作品への思いを語り、当時の収録を振り返った。
斎藤千和「当時のがむしゃらな姿勢が今につながっている」
斎藤千和は、シリーズへの出演が決まった際、魔法少女アニメらしい華やかな変身シーンを想像していたが、実際には激しい戦闘シーンが多く、新鮮な驚きがあったと語る。また、スバルとの共通点について「いつも一生懸命で頑張りすぎてしまうところ」と述べ、当時は多少無理をしてでも全力で演じていたことを懐かしんだ。
印象に残っているセリフとして「ディバァァァイン、バスターッ!」を挙げ、「この収録で喉が枯れてもいいという気持ちで臨んでいた」と振り返る。また、共演者である中原麻衣との関係について「旧知の仲だったので多くを語らずとも呼吸が合った」とし、「麻衣ちゃんがティアナだったからこそ、私もスバルを演じられた」と感謝の気持ちを述べた。
久しぶりの収録については「自然とあの頃の空気に戻ることができた」とし、視聴者に向けて「長い年月が経っても思い入れのある作品。当時の熱量を楽しんでほしい」とメッセージを送った。
中原麻衣「久しぶりに見返しても、色褪せず面白かった」
一方、中原麻衣は、「StrikerS」への出演が決まった際、すでに出来上がっている現場にメインキャストとして加わることへの緊張感があったと語る。しかし、共演者が同年代であったこともあり、安心感を持って収録に臨めたという。
ティアナについては「強がるけれどコンプレックスの塊のような子」と分析し、「決めたことは遂行するという点が自分と似ている」と語る。また、スバルとの幼馴染という設定に関して、当時は自分のことで精一杯だったが「千和ちゃんが相方だったからこそ、全力で演じられた」と振り返った。
再びティアナを演じた感想については「千和ちゃんのスバルを聞いたら、一瞬で当時に戻った」と語り、「収録をしながらいろいろなことを思い出せた」と懐かしさを滲ませた。視聴者に向けては「今でも色褪せない重厚な物語。ぜひ楽しんでほしい」とコメントした。
「魔法少女リリカルなのはStrikerS」放送情報
放送開始:4月7日(月)
放送時間:毎週月曜 23時30分~0時30分(2話連続放送)
放送局:BS松竹東急(BS260ch)
【あらすじ】
突然の空港火災。巻き込まれてしまった小さな少女は、炎の中でただ、涙することしかできなかった。しかし、痛みと苦しみに瞳を閉じかけたその時。炎を貫いて現れたのは、自分よりもほんのいくらか年上なだけの、ひとりの少女だった。管理局の魔導師。炎も、障害も、すべてを貫いて自分を助け出してくれた年上の少女の姿に、小さな少女はまた涙した。それは悲しみや痛みの涙ではなく無力な自分と、痛みと苦しみを前に、なにもできない自分の弱さへの涙だった。小さな少女は心に決めた。「強くなる」ことを。4年の時が過ぎ、小さな少女の手足と背丈は、あの時出会った年上の少女と同じくらいには伸びていた。小さな少女はいくらか前、あの時自分を助けてくれた年上の少女の名前を知った。「高町なのは」それは、管理局航空部隊のエースオブエース。雲の彼方、空の向こうよりまだ遠い、星のような存在だった。しかし、小さな少女はもう決めていた。空を飛ぶことができなくても、星にたどり着くことができなくとも。自分の足で大地に立って自分の腕で、空に向かって、星に向かって手を伸ばすこと。小さな少女は、空を見上げる。スバル・ナカジマ、15歳。憧れに向かって、前に進むために。
【キャスト】
高町なのは:田村ゆかり
フェイト・テスタロッサ:水樹奈々
スバル・ナカジマ:斎藤千和
ティアナ・ランスター:中原麻衣
エリオ・モンディアル:井上麻里奈
キャロ・ル・ルシエ:高橋美佳子
シグナム:清水香里
ヴィータ:真田アサミ
シャマル:柚木涼香
ザフィーラ:一条和矢
リインフォースⅡ:ゆかな
ギンガ・ナカジマ:木川絵理子
ゲンヤ・ナカジマ:大川 透
ゼスト:相沢正輝
ルーテシア:桑谷夏子
ジェイル・スカリエッティ:成田 剣
ヴィヴィオ:水橋かおり