Ubisoftの人気ゲームシリーズ最新作『アサシン クリード シャドウズ』が、発売初日の売上でシリーズ史上2番目となる記録を達成したとVarietyが報じた。
3月20日に発売された本作は、発売初日に200万アクティベーションを突破したとUbisoftが土曜日に発表した。さらに、Varietyが月曜日に入手した社内通達によると、プレイヤーのエンゲージメントは「過去最高レベル」に達しており、レビュー爆撃の影響を受けにくい、モデレートされた検証済みのプラットフォーム上では「極めて肯定的なフィードバック」が寄せられているという。
Ubisoftは具体的な販売本数を明らかにしていないが、同社の関係者がVarietyに語ったところによれば、『アサシン クリード シャドウズ』の発売初日売上は、2020年に発売された『アサシン クリード ヴァルハラ』に次ぐ歴代2位の記録を達成した。また、本作はUbisoftの作品としてPlayStationのデジタルストアで最も成功した発売初日を記録した。
プラットフォーム別の内訳では、全アクティベーションのうちPC版が約27%を占めており、特にSteamでの販売が大きく貢献している。Steam上では、本作が2018年の『アサシン クリード オデッセイ』の「同時接続ユーザー数の過去最高記録」をすでに上回った。
『アサシン クリード シャドウズ』は、シリーズ第14作目となるアクションRPGで、当初は2024年11月15日に発売予定だった。しかし、Ubisoftは同年9月25日に発売を2025年2月14日へ延期すると発表。その後、2025年1月9日には再び延期が決定し、最終的に3月20日に発売された。この2度目の延期について、Ubisoftは「過去3か月間に集めたプレイヤーフィードバックをより良く反映させるとともに、急速に好意的な評価を集めつつある『アサシン クリード』コミュニティと継続的に関わりながら、最高のローンチ環境を整えるため」と説明していた。
発売まで紆余曲折を経た本作だが、その結果として記録的な売上を獲得することに成功したことになる。