テレビアニメ『アン・シャーリー』が、世界最大規模のアニメーション映画祭であるアヌシー国際アニメーション映画祭の公式コンペティションTV Films部門に選出され、正式に出品されることが決まった。
アヌシー国際アニメーション映画祭は、1960年にカンヌ国際映画祭からアニメーション部門が独立し、フランス・アヌシーで設立された。長い歴史を持つアニメーション映画祭として世界的に知られ、今年は6月8日から14日まで開催される。公式発表によれば、今年のエントリー作品数は100カ国から3,900本以上にのぼるという。
『アン・シャーリー』は、ルーシー・モード・モンゴメリ原作、村岡花子訳による「赤毛のアン」シリーズ（新潮文庫刊）をアニメ化した作品。2025年4月5日18時25分よりNHK Eテレにて放送開始（予定）で、アンサー・スタジオがアニメーション制作を担当する。全24話が予定されており、毎週木曜日19時20分から再放送も行われる。
©︎アン・シャーリー製作委員会
スタッフ・キャスト
監督は川又浩、シリーズ構成を高橋ナツコが担当。キャラクターデザインは土屋堅一、音楽は大島ミチルが手掛ける。
主人公アン・シャーリー役には井上ほの花、マリラ・カスバート役に中村綾、マシュウ・カスバート役に松本保典が名を連ねる。さらに、ギルバート・ブライス役を宮瀬尚也、ダイアナ・バーリー役を宮本侑芽が演じる。加えて、J.A.ハリソン役にはお笑いコンビ・爆笑問題の太田光が起用された。
オープニングテーマはとたの「予感」、エンディングテーマはLaura day romanceの「heart」に決定した。
アヌシー映画祭の公式出品を果たした本作が、世界のアニメファンにどのように受け入れられるのか注目される。
関連リンク
• 『アン・シャーリー』公式サイト：https://anime-ann-e.jp
• アヌシー国際アニメーション映画祭：https://www.annecyfestival.com