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異例のロングヒットの映画『ロボット・ドリームズ』原作グラフィックノベルの日本版刊行が決定


アニメ映画『ロボット・ドリームズ』の原作グラフィックノベルが日本語版として刊行されることが決まった。出版社のポプラ社が翻訳権を取得し、2025年9月の発売を予定している。

映画は口コミで人気が拡大、異例のロングランヒットに

『ロボット・ドリームズ』は、米国の作家サラ・バロンによるグラフィックノベル。2023年にパブロ・ベルヘル監督によってアニメ映画化され、第96回アカデミー賞の長編アニメ映画賞にノミネートされたほか、アニー賞やヨーロッパ映画賞、ゴヤ賞など数々の映画賞を席巻した。

日本では2024年11月に公開。当初は全国20館でのスタートだったが、口コミで評判が広がり、2025年2月には興行収入2億円を突破。小規模公開の作品としては異例のロングランヒットとなっている。

本作は、孤独なドッグと、彼のもとにやってきたロボットとの友情を、セリフなしで描く。原作もまた文字を排し、漫画のようなコマ割りで二人の絆を温かく描写している。映画と原作にはいくつかの違いがあり、映画を観た人も観ていない人も楽しめる内容となっている。

日本限定の特別仕様で刊行へ

ポプラ社は今回の日本語版刊行にあたり、著者のサラ・バロンと協力し、日本独自の特別仕様を企画している。すでに原書を持っているファンも手に取りたくなるような一冊を目指し、現在編集作業を進めているという。

刊行時期は、劇中でも印象的に流れるアース・ウィンド&ファイアーの楽曲「セプテンバー」にちなんで2025年9月を予定。今後、詳細が順次発表される見込みだ。

【書籍情報】

タイトル:ロボット・ドリームズ

著者:サラ・バロン

発売日:2025年9月(予定)

定価:未定