リアルサウンド映画部に香港映画界のレジェンド・サモ・ハンに香港でインタビューしてきました!
サモ・ハンが語る、香港映画復活への思い 『トワイライト・ウォリアーズ』出演の裏話も|Real Sound|リアルサウンド 映画部
アジア・フィルム・アワードにて審査員長を務めておられて、僕も同アワードに取材に行ったので独占インタビューの機会を得ることができました。
香港映画への想い、大ヒットしている『トワイライト・ウォリアーズ 決戦!九龍城砦』についても語っていただきました。
レジェンドはカッコよかったです。
以下、原稿作成時のメモと質問案
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TIFF Times 号外 サモ・ハン インタビュー|第37回東京国際映画祭(2024)
『おじいちゃんはデブゴン』サモ・ハン インタビュー | ムビコレ | 映画・エンタメ情報サイト
【インタビュー】サモ・ハン・キンポーにとって“武術”とは? アジア・フィルム・アワードで生涯功労賞 : 映画ニュース – [映画.com]
サモ・ハンに聞いた“後世に残したい3作”、映画は「自分の命そのもの」 – 映画ナタリー
Koki,がアジア・フィルム・アワードでAFA Rising Star Awardに輝く、新世代の才能を称える賞(コメントあり) – 映画ナタリー
Point3
アジアフィルムアワードについて
トワイライト・ウォリアーズについて
香港映画の未来について
Intro
サモ・ハン審査員長になる
現在、日本で大評判となっているトワイライト・ウォリアーズと日本のファンへの想いについて聞いた。
Body1アジア・フィルム・アワードについて
アジア・フィルム・アワードの審査委員長就任は、映画界への貢献であり、非常に有意義だと感じている。
ここ数年のアジア映画のレベルは素晴らしいと感じている。
インド映画など、今まであまり見ていなかった地域の映画の語り方を理解するのに苦労する場面もあったが、良い作品もあった。
授賞式に対して特別な抱負はないが、選ばれた賞が皆に受け入れられ、認められることを願っている。
他人の作品を評価することは難しくはないが、時間がかかる作業である。
審査員の意見をまとめるのは、全員一致が難しく、意見が分かれた場合は多数決で決まることもある。
B0dy2トワイライト・ウォリアーズについて
映画「トワイライト・ウォーリアーズ」とサモ・ハン氏について
出演を決めた理由は、ギャラと長年の友人であるソイチェン監督からのオファーであり、友情出演のため断れなかった。
ソイチェン監督とは何度も仕事をしており、監督はオファーをする人を気に入っているだろう。
映画の舞台が自身の活躍した80年代の香港であり、子供の頃に馴染み深かった九龍城砦をテーマにしていることに特別な思いを感じた。
監督のビジョンを尊重するため、九龍城砦について具体的なアドバイスはしなかった。監督の映画なので、口出しはしない主義である。
アクション監督の谷垣賢治の仕事ぶりは以前から素晴らしいと思っており、多くの人が評価しているため、特に付け加えることはない。
香港の若手俳優については、彼らにいかにチャンスを与え、彼らがチャンスを作り出せるかが重要だと考えている。
共演したルイス・クーをはじめ、若い俳優たちは皆素晴らしかった。先輩として彼らをサポートし、活躍できる環境づくりに協力すべきだと感じている。
若い才能が活躍するために香港映画界に必要なものについては、自身が考えるよりも、彼らにチャンスがあるかどうかが重要だと考えている。
Body3香港映画について
今後も香港がかつての全盛期のようなアクション映画を作り続けるかは、投資してくれる人がいるかどうかにかかっている。
日本には香港映画を待っているファンが多く、自身も今後も活躍したいと願っている。
香港で大規模なアクション映画を製作するのは、投資してくれる人が少ないため厳しい状況であり、海外市場の開拓が重要だと考えている。
昔は映画製作前からオファーが多かったが、今は完成後の反響を見て投資や購入が決まることが多く、状況は大きく変化している。
かつての香港映画の人気は、必ずしも質だけではなく、アクション映画自体の人気が高かったことによる。
香港映画が復活するために最も必要なのは、監督のアイデアや手法も重要だが、やはり投資である。
アクション映画だけでなく、様々なジャンルの香港映画が作られ、多様な才能が育成されることが望ましいが、製作本数の減少が課題である。
今後の仕事の予定は具体的には決まっていないが、オファーは受けており、慎重に検討している。
日本のファンへ、長年の応援に感謝しており、これからも様々な香港映画を届けたいと思っている。
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メモ終わり。
サムネ写真は僕が取材したレッドカーペットでの一枚。非常に楽しい取材でした。