佐藤新(IMP.)と渡邉美穂がW主演を務める映画『青春ゲシュタルト崩壊』の公開日が決定した。併せて、主演2人のナレーションが印象的な予告映像とポスターが公開された。
本作は、小説サイト「野いちご」の小説コンテスト「野いちご大賞」第5回大賞作品である丸井とまとの同名小説(スターツ出版刊)を実写映画化したもの。「野いちご」発の作品は、これまでに『夜が明けたら、いちばんに君に会いにいく』『交換ウソ日記』『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』といった話題作を輩出しており、本作も注目を集めている。
脚本を手掛けるのは、昨年放送されたドラマ『Eye Love You』を担当した三浦希紗。監督は、若手の鯨岡弘識が務める。
主演を務めるのは、IMP.のメンバーでありセンターを務める佐藤新と、俳優・タレントとして活躍する渡邉美穂。佐藤は、派手な見た目と乱暴な態度で教師から目をつけられつつも、人一倍“痛み”に寄り添える高校2年生・朝比奈聖を演じる。一方、渡邉は自分の顔が認識できない【青年期失顔症】を発症してしまう間宮朝葉をフレッシュに演じる。
また、本作の主題歌が、スリーピースロックバンド・マルシィの書き下ろし楽曲「青空」に決定したことも発表された。
キャスト・アーティストからのコメント
佐藤新(IMP.)
本作の見どころについて
「なんて言ったって景色がとても綺麗! カメラのフィルターを通してさらに魅力が倍増している。朝葉のような悩みを抱えている人はたくさんいると思うし、学生だけでなく社会人の方にも観ていただきたい。観終わった後には新しい自分になっているような、一枚殻を破るきっかけになるような作品になったと思う。」
主題歌「青空」について
「美しくて儚い中にも一筋の光が差し込んでいるような綺麗なメロディーが今作にも合っていて、歌詞もメッセージ性が強くて素敵な曲だなと思った。」
渡邉美穂
本作の見どころについて
「生きていく中で立ち止まった時や悩んだ時に、“自分が思っている以上に世界って広いんだよ”と教えてくれる作品だと感じた。この作品を観ることで、『明日もうちょっと頑張ってみようかな』『前を向いてみようかな』と思えるような作品になっていると思うので、人生の中で立ち止まった時に思い出してもらえるような作品であったらいいなと思う。」
主題歌「青空」について
「もともとマルシィさんが大好きで普段から聴いていたので、主題歌と聞いた時は素直に嬉しかった。サビにかけて広がっていく感じなど、音から情景が目に浮かび、心が晴れ渡っていくような音楽だなと思った。」
マルシィ・吉田右京(Vo & Gt)
「誰かの目を気にしたり、飲み込んだりするうちに自分が分からなくなること、何が正解でどれが本音なのか悩み葛藤することがある。『青春ゲシュタルト崩壊』の脚本を読ませていただき、登場人物が抱える悩みや感情は、自分自身も経験したことのあるものだと感じた。振り返ると、過去の悩みや葛藤は自分を形作る糧になっていて、苦しい経験ができて良かったとさえ思う。
楽曲『青空』には、登場人物の想い、そして自分自身の想いを詰め込んだ。曇る心が青空のように澄んで晴れるようにという願いを込めて、このタイトルにした。この楽曲が、誰もが抱える悩みに寄り添い、自分にも自分以外の誰かにも優しくいられるような一曲になれば嬉しい。」
映画『青春ゲシュタルト崩壊』は、2025年6月13日(金)より全国公開。
映画『青春ゲシュタルト崩壊』
ある日突然、青年期失顔症を発症してしまい、周囲に知られてしまうことを恐れた朝葉は誰にも言えず1人で悩んでいた。そんな、朝葉の異変に気が付いたのは、唯一、同級生の聖だった。聖は朝葉に「今までと変えなくていいの?」と問いかける。彼に振り回されながらも、朝葉は本当にやりたいこと、好きなことは何か、自分自身を見つめ直しはじめ、次第に聖の存在が朝葉の中で大きくなっていく。同じく聖も朝葉と一緒にいるうちに、ずっと抱えていた“あること”に向き合うように‥‥。
出演:佐藤新(IMP.)、渡邉美穂、⽥辺桃⼦、新井美⽻、⽔橋研⼆、濱⽥⿓⾂、藤本洸⼤、河村ここあ、福室莉⾳、愛来、⼾⽥菜穂、 瀬⼾朝⾹
原作:丸井とまと「青春ゲシュタルト崩壊」(スターツ出版文庫)
配給:NAKACHIKA PICTURES
©映画「青春ゲシュタルト崩壊」製作委員会
2025年6⽉13⽇(⾦) 全国公開
公式サイト seishun-gestalt