東京都千代田区飯田橋で発生した解体作業中だった秋田書店ビルの火災について、解体作業を担当していたスターツCAM株式会社が声明を発表した。近隣住民および関係者に対し、多大な迷惑と心配をかけたことを謝罪した。
火災は約2時間後の16時頃に鎮火したが、現場の作業員6人が煙を吸い込み、うち2人が救急搬送されたという。搬送された作業員はすでに退院しているとのことで命に別状はないようだ。
出火原因については、現在、消防および警察が調査を進めているとしている。建物の被害状況については、監督官庁の確認後に調査を実施する方針だ。
施工企業は「今回の火災の原因を速やかに究明し、再発防止策を講じることで、同様の事態を防ぐよう努める」としている。
秋田書店ビルは、老朽化にともなう建て替え工事を実施しているところだった。それに合わせて同社の代表作である「刃牙」シリーズのユニークな看板を設置していたことが話題になっていた。
秋田書店、社屋建て替えに「刃牙」演出 史上最強の親子喧嘩がビルを倒壊!? – Film Goes with Net