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映適がインティマシー・シーンの指針を発表!俳優の安全・安心を守るための新ガイドライン


日本映画制作適正化機構(映適)は2025年4月1日、ハラスメント防止ガイドラインに新たに「インティマシー・シーンの指針」を追加したと発表した。これは、ヌードや性描写を伴うシーンにおける俳優の安全と安心を確保するための指針であり、制作現場での適切な取り扱いを促すものである。

インティマシー・シーンとは、性行為(自慰行為を含む)やヌード、入浴シーンなど、俳優の身体の露出を伴う演出全般を指す。映適では、こうしたシーンの撮影にあたって、俳優の権利と尊厳を守るため、制作側に対していくつかの遵守事項を提示している。

まず、準備段階から撮影に至るまで、俳優・監督・プロデューサー間で継続的な意見交換を行い、合意を確保することが求められる。事前に同意を得ていない演出や撮影は避けるべきであり、仮に撮影中に新たな提案があった場合でも、時間をかけて再度の合意形成を行う必要がある。

また、俳優の身体的・精神的負担を軽減するため、インティマシー・シーンでは前張りなどの装具を適切に準備・提供し、着用を原則とする。これは共演者やスタッフへの配慮のみならず、衛生面での観点からも重要である。

撮影現場についても、必要最小限のスタッフで対応し、外部から隔離された環境を整えるよう配慮が求められる。加えて、事前に俳優・スタッフ間で注意事項の共有を徹底することが推奨されている。

さらに、インティマシー・シーンの準備段階から「インティマシー・コーディネーター」の適正な配置についても検討すべきであるとされている。インティマシー・コーディネーターは、当該シーンに関する調整役を担い、関係者間の信頼関係構築やリスク回避に貢献する。

映適は、本指針の導入を通じて、俳優が安心して創作活動に臨める環境の整備を図るとともに、制作現場全体におけるハラスメント防止の意識向上を目指している。

ソース:ハラスメント防止ガイドライン – 日本映画制作適正化機構