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ドラマ「あんぱん」第4話ネタバレレビュー・感想:のぶの父(加瀬亮)に何が?衝撃の展開が続く朝ドラ


前回、母・登美子(松嶋菜々子)に去られてしまった柳井嵩(木村 優来)だが、朝田のぶ(今田 美桜)が励ましてくれることでなんとか立ち直った。第4話は、子どもたちの成長に影を落とすさらなる衝撃的な別れと、それでもなお前を向こうとする姿が描かれた。前回、柳井嵩の母・登美子の失踪という事件があったばかりだが、今回は朝田のぶにとって決定的な転機が訪れる。

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物語は、のぶの父・結太郎が再び朝鮮へ出張するところから始まる。幼いのぶは父の不在を寂しそうに受け止めるが、その寂しさを押し込め、柳井嵩と手を取り合いながら登校する姿が印象的である。嵩は、再婚して家を出た母・登美子の面影を弁当から感じ、思わず「おかあさん、いつ戻ってくるのかな」と呟く。のぶは大人たちの噂話で登美子が再婚して家を出たために戻ってこないことを知っている。これに複雑な表情を浮かべるのぶは、嵩の心を察し、「今日から一緒にお弁当を食べてあげる」と提案する。この場面に、子どもでありながらも人を思いやる強さと優しさがにじむ。のぶは本当にいい子だ。

しかし、子どもたちの世界には、そうした優しさだけでは乗り越えられない現実もある。嵩を守ろうとしたのぶは、いじめっ子に手を出してしまい、結果として相手に怪我を負わせる。正義感からの行動であったが、「男のくせに泣くな」「女に守られて情けない」といった言葉が飛び交い、昭和の価値観が色濃く反映されている。

嵩も嵩で、女の子に守られていることでからかわれるのは辛いのは、のぶに対して「もう守ってくれなくていい、弁当も一人で食べる」と言い出す。この辺りは嵩にもプライドがあるということか。

のぶの母・羽多子は、暴力によって解決することの愚かさを諭し、「恨みは恨みしか生まない」と語る。一方、父・結太郎は「オナゴも負けるな」「大志を抱け」と、娘に対して自立と強さを求める。古い時代の中にありながらも、未来に向けての価値観が交差する場面である。

そんな希望を抱かせる父・結太郎は、汽車に乗って朝鮮へと旅立つ。その背中を見送りながら、のぶは「自分の夢はなんだろう」と問いを抱く。しかしその夢を語る暇もないまま、物語は急展開を迎える。柳井寛が朝田家を訪れ、結太郎が帰りの船で心臓発作により急逝したことを告げるのだ。

前回は嵩の母が失踪、今回はのぶの父が死亡。衝撃の展開が続く。子どもたちは立ち直れるのだろうか。

連続テレビ小説 あんぱん Part1 NHKドラマ・ガイド

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登場人物

朝田 のぶ(今田 美桜)
朝田 のぶ[幼少期](永瀬 ゆずな)
朝田 結太郎(加瀬 亮)
朝田 羽多子(江口 のりこ)
朝田 蘭子(河合 優実)
朝田 メイコ(原 菜乃華)
朝田 釜次(吉田 鋼太郎)
朝田 くら(浅田 美代子)
屋村 草吉(阿部 サダヲ)
原 豪(細田 佳央太)
柳井 嵩(北村 匠海)
柳井 嵩[幼少期](木村 優来)
柳井 登美子(松嶋菜々子)
柳井 清(二宮 和也)
柳井 寛(竹野内 豊)
柳井 千代子(戸田 菜穂)
柳井 千尋(中沢 元紀)
宇戸 しん(瞳水 ひまり)
黒井 雪子(瀧内 公美)
小川 うさ子(志田 彩良)
山下 実美(ソニン)
辛島 健太郎(高橋 文哉)
座間 晴斗(山寺 宏一)