大谷大学(京都市北区)は、全国の高校生・中学生を対象とした「第13回大谷大学文藝コンテスト」を開催する。募集期間は2025年7月7日(月)から9月5日(金)まで。中学生・高校生の自由な発想に満ちた文芸作品(エッセイ・短編小説)を広く募る。
本コンテストは、高校生が自らの視点で社会を見つめ、言葉を紡ぐことの楽しさや難しさに触れる機会を提供することを目的としており、今回で13回目を迎える。昨年度は、全国の高校生・中学生からにんげん部門(エッセイ)に計3,273作品、小説部門に50作品が寄せられるなど、毎年多くの応募が集まっている。
募集作品は、小説部門(400字詰原稿用紙20枚以内、8,000字以内)と、にんげん部門(同2枚以内、800字以内)の2部門。高校生は両部門への応募が可能(ただし同一作品での重複応募は不可)。応募には大谷大学が指定する原稿用紙を使用し、文字数や原稿枚数の規定を厳守する必要がある。過去のコンテストに応募済みの同一作品や、盗作・類似が明らかになった作品は失格となる。
応募作品の著作権は大谷大学に帰属し、入賞した場合は氏名や学校名、作品全文などが大学サイトや作品集などで公開される。
表彰内容は、各部門で最優秀賞1点(図書カード3万円)、優秀賞2点(図書カード1万円)、佳作数点(図書カード1,500円)に加え、月刊誌『PHP』増刊号に掲載される「PHPエッセイ賞」、新聞社による選出の「新聞社賞」、学生サークル「大谷文芸」による選出の「大谷文芸賞」、および奨励賞など多彩な賞が用意されている。
結果は2025年11月末ごろ、大谷大学のウェブサイト上で発表され、受賞作品も同サイトや作品集などに掲載される予定である。
応募方法などの詳細は、以下の大学特設サイトを参照のこと。
https://www.otani.ac.jp/koudai/contest/bungei2025
本コンテストは、大谷大学高大連携推進室が主催。京都府、滋賀県、京都市などの自治体や教育委員会が後援し、PHP研究所、言の葉協会、中外日報社、文化時報社などが協賛。真宗大谷派(東本願寺)および真宗大谷派学校連合会が協力する。