[PR]

ロバート・デ・ニーロ、2025年カンヌ国際映画祭で名誉パルム・ドールを受賞へ


第78回カンヌ国際映画祭は、ハリウッドの名優ロバート・デ・ニーロに対し、生涯功労を称える「名誉パルム・ドール(Honorary Palme d’Or)」を授与すると発表した。表彰は映画祭初日の2025年5月13日に行われる開会式で実施される。

デ・ニーロはこれまでに2度のアカデミー賞受賞歴を持ち、2011年の第64回カンヌ国際映画祭では審査員長も務めた。名誉パルム・ドールの受賞は、それから14年を経ての出来事となる。

カンヌとの深い縁も特徴的だ。1976年には、ベルナルド・ベルトルッチ監督の『1900年』とマーティン・スコセッシ監督の『タクシードライバー』の2作品で公式セレクションに登場し、『タクシードライバー』はパルム・ドールを受賞した。1983年にはスコセッシと再びタッグを組んだ『キング・オブ・コメディ』でオープニングを飾り、翌年にはセルジオ・レオーネ監督の『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ』を引っ提げて再登場。1986年にはローランド・ジョフィ監督の『ミッション』で再びパルム・ドール受賞作に出演している。直近では2023年に、スコセッシ監督の『キラーズ・オブ・ザ・フラワー・ムーン』で再びカンヌの舞台に姿を見せた。

デ・ニーロは声明の中で、「カンヌ国際映画祭には深い愛着がある。分断の多い時代にあって、カンヌは物語を語る者、映画制作者、ファン、そして友人たちをひとつにしてくれる。それはまるで“帰郷”のようだ」と語っている。

なお、デ・ニーロは5月14日(水)にドビュッシー劇場にて、映画祭来場者向けにマスタークラスを開催する予定である。

ディア・ハンター 4Kデジタル修復版 スペシャル・エディション【2枚組】 [Blu-ray]

ディア・ハンター 4Kデジタル修復版 スペシャル・エディション【2枚組】 [Blu-ray]

ロバート・デ・ニーロ, クリストファー・ウォーケン, ジョン・サヴェージ, ジョン・カザール, メリル・ストリープ
4,780円(04/08 07:19時点)
Amazonの情報を掲載しています