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シンガポールのエリック・クーがオムニバス映画『Kopitiam Days』を企画 地元監督6名が参加


シンガポールを拠点に活動する映画監督・プロデューサーのエリック・クーが、新作オムニバス映画『Kopitiam Days(コピティアム・デイズ)』を企画・制作していることが明らかになったとdeadlineが報じている。本作には、ロカルノ国際映画祭で金豹賞を受賞したヨー・スィウ・ホア(『A Land Imagined』)をはじめとする、6人のシンガポール人監督が参加する。

参加監督はヨー・スィウ・ホアのほか、ショーキ・リン、M・ライハン・ハリム、タン・シヨウ、ドン・アラヴィンド、オン・クオ・シンの計6名。それぞれの短編作品を通じて、「この島を我が家と呼ぶことの意味──生きること、働くこと、愛すること──を描く」とクーは語っている。

このプロジェクトは、シンガポール建国60周年という節目の年にあわせて制作される。クーは、自身が率いる制作会社Zhao Wei Filmsを通じて、製作総指揮およびクリエイティブ・ディレクターを務める。さらに、Akanga Film Asiaの創設者であるフラン・ボルジア、Clover Filmsの代表取締役リム・テックも製作総指揮として参加。Zhao Wei Filmsのタン・フォン・チェンがプロデューサーを務める。

映画『Kopitiam Days』は、多様な視点を通じて現代シンガポールの姿を描く注目作となりそうだ。