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クリスティアーノ・ロナウドと映画監督マシュー・ヴォーン、新スタジオ「UR・Marv」設立 アクション映画シリーズも進行中


サッカー界のスーパースター、クリスティアーノ・ロナウドと、映画『キングスマン』シリーズで知られる英監督マシュー・ヴォーンが、共同で映画スタジオ「UR・Marv(ユーアール・マーヴ)」を設立したVarietyが報じている。

「UR・Marv」は、伝統に敬意を払いながらも革新的なテクノロジーを積極的に導入し、従来の映画制作の枠組みを打ち破ることを目指す独立系スタジオだという。すでにロナウドとヴォーンは、同スタジオを通じて2本のアクション映画を共同出資・製作済みであり、さらに第3作も現在開発中であるという。これらの作品はすべて同一シリーズに属しており、第1作の詳細は近日中に発表される予定だ。

ロナウドは本プロジェクトに対し、「ビジネスの新たな挑戦に向けたエキサイティングな章の幕開けだ」と意気込みを語っている。

一方のヴォーンは、「クリスティアーノはピッチ上で、私には書けないような物語を創り出してきた。本物のスーパーヒーローと共に、インスピレーションに満ちた映画を創るのが楽しみだ」とコメントしている。

マシュー・ヴォーンは、洗練されたスタイルと躍動感ある演出で知られる英国の映画監督であり、代表作には『レイヤー・ケーキ』(2004年)、『キック・アス』(2010年)、『X-MEN: ファースト・ジェネレーション』(2011年)などがある。特に2014年の『キングスマン』では、スパイ映画と風刺、過激なアクションを融合させ、彼のスタジオ「Marv」を通じて一大フランチャイズを築いた。2024年にはヘンリー・カヴィルやブライス・ダラス・ハワードらが出演するスパイスリラー『アーガイル』を監督しており、今後も『キングスマン』シリーズの新作2本が企画されている。

一方のロナウドは、ピッチ外でもその影響力を拡大し続けている。2023年10月には、ポルトガルの大手メディア企業メディアリブレ(旧コフィナ・メディア)に主要投資家として参画し、同社が運営する『コレイオ・ダ・マニャン』や『レコルド』などのメディアを傘下に収めた。また、2024年8月には自身のYouTubeチャンネル「UR Cristiano」を開設し、日常生活やチャレンジ企画など多様なコンテンツを通じてファンとの交流を深めている。

今回の映画スタジオ設立は、ロナウドのエンターテインメント業界への本格的な進出を象徴する動きであり、彼のブランド戦略の新たな展開として注目されている。