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朝ドラ『あんぱん』子役編クライマックス 北村匠海と今田美桜が本格登場、松嶋菜々子の“母の選択”に揺れる嵩


NHK朝の連続テレビ小説『あんぱん』2周目第10話は、子ども時代のエピソードの終わりを描いて、ついに北村匠海と今田美桜が出てきた。

手紙の住所を頼りに嵩[幼少期](木村 優来)は、母親の登美子(松嶋菜々子)に会いに行く。しかし、そこはどこぞのお金持ちのお屋敷で登美子はそこの妻になっていた。小さい女の子に「かあさま」と呼ばれ、嵩を親戚の子扱いしてしまう。大変なショックを受ける嵩。

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この登美子さんは、母である前に女であるというわけか。実際にそのような色気を常に出している風に演出されており、松嶋菜々子の気品ある芝居がそれを助長する。こういう仕掛けの物語は多いが、実際問題、子どもにはショックであるが、父である前に男、という問いの物語はあまりない気がする。父と男は普通に両立しているのに、母と女は時に両立しないと描かれるのはなぜだろうか。

朝田家では嵩の行方を心配するが、あんぱんを売りに出たのぶ[幼少期](永瀬 ゆずな)と羽多子(江口 のりこ)が見つけ事なきを得る。嵩はあんぱんを食べて元気になる。この作品のテーマだ。美味しいものを食べれば元気になれる、それが『アンパンマン』のテーマでもある。

家に戻った嵩は、柳井 寛(竹野内 豊)と柳井 千代子(戸田 菜穂)に心配かけたことを謝る。二人は本当の両親のように心配してくれている。実の父を亡くし、母に捨てられたが、愛情を知らずに育つわけではないことが示唆される。

そして、時は流れ昭和9年。嵩とのぶは成長し、ついに学生時代編に突入か。子ども時代と同じくのぶは元気に走っている。それを後ろから追いかける嵩という構図も子供の時から変わっていない。2人の関係の進展がこれからどう描かれるのか、注目だ。

登場人物
朝田 のぶ(今田 美桜)
朝田 のぶ[幼少期](永瀬 ゆずな)
朝田 結太郎(加瀬 亮)
朝田 羽多子(江口 のりこ)
朝田 蘭子(河合 優実)
朝田 メイコ(原 菜乃華)
朝田 釜次(吉田 鋼太郎)
朝田 くら(浅田 美代子)
屋村 草吉(阿部 サダヲ)
原 豪(細田 佳央太)
柳井 嵩(北村 匠海)
柳井 嵩[幼少期](木村 優来)
柳井 登美子(松嶋菜々子)
柳井 清(二宮 和也)
柳井 寛(竹野内 豊)
柳井 千代子(戸田 菜穂)
柳井 千尋(中沢 元紀)
宇戸 しん(瞳水 ひまり)
黒井 雪子(瀧内 公美)
小川 うさ子(志田 彩良)
山下 実美(ソニン)
辛島 健太郎(高橋 文哉)
座間 晴斗(山寺 宏一)