[PR]

ジブリパークの魅力を映像で未来へ――東海テレビ『また、会えたね!ジブリパーク』放送開始|清野菜名がナレーション担当


東海テレビは、スタジオジブリの世界観を映像で記録・発信する番組『また、会えたね! ジブリパーク』を2025年4月14日(月)より放送開始する。放送時間は毎週月曜午後9時54分から午後10時まで(初回は午後10時09分から)。ナレーションは俳優の清野菜名が担当する。

© Studio Ghibli © 東海テレビ

本番組は、愛知県長久手市の「ジブリパーク」の“今”を伝えると同時に、スタジオジブリの歴史やその背景にある「ものづくり」の精神を紹介するものである。ジブリパークは2024年に「魔女の谷」がオープンし、構想された5エリアすべてが完成。テーマパークではなく、広大な「愛・地球博記念公園」の中で、自然と共存しながらスタジオジブリの世界を体験できる“公園施設”として注目を集めている。

© Studio Ghibli © 東海テレビ
© Studio Ghibli © 東海テレビ
© Studio Ghibli © 東海テレビ

番組では、日本を代表する建築史家・藤森照信氏がジブリパークを訪問し、「ハウルの城」などの建築について、「100年後には国宝になるかもしれない」と語る姿を紹介。建築の背景にある「本物」にこだわる職人の技や思想にも迫る。

© Studio Ghibli © 東海テレビ

加えて、四季折々の風景を通してジブリパークの変化を描写する「ジブリパーク 四季だより」や、来園者の視点から語られるショートドキュメンタリー「青春の丘からの手紙」など、多角的なアプローチでパークの魅力を伝える。

© Studio Ghibli © 東海テレビ
© Studio Ghibli © 東海テレビ

ナレーターを務める清野菜名は、「愛・地球博に行った思い出のある場所が、ジブリの世界になっていて興奮した」とコメント。展示に触れられることで「作品の一部になれた気がした」と語り、特に「もののけ姫」のサンに強く惹かれたと明かした。

© 東海テレビ

番組では今後、建築探訪、職人の紹介、著名人のジブリ体験談なども展開予定。例えば、4月21日放送回では清野がジブリパークをめぐる様子を描く企画『ジブリとわたし』を放送予定である。

また、ジブリパーク構想を手がけた宮崎吾朗監督も番組への期待を寄せ、「テーマパークではなく、公園で遊ぶように楽しんでもらえる場所にしたかった。歩き疲れて『楽しかった』という感想が一番嬉しい」と語る。番組タイトル『また、会えたね!』には、「作品との再会」や「新しい自分の発見」といった多様な意味が込められているという。

© Studio Ghibli © 東海テレビ

ジブリパークの魅力と精神を次世代へ伝えるこの番組は、ローカル局から全国に向けて、日本が誇る文化遺産の“今”を記録する貴重な映像記録となりそうだ。