株式会社CHIMNEY TOWNは4月15日、キングコング西野亮廣が製作総指揮・脚本を務めるアニメ映画『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』を、2026年春に全国公開することを発表した。
本作は、2020年に公開された『映画 えんとつ町のプペル』の続編であり、前作は日本アカデミー賞優秀アニメーション作品賞を受賞。興行収入27億円、観客動員196万人を記録し、海外30以上の映画祭から招待されるなど国内外で高い評価を受けた。映画公開後もミュージカル、歌舞伎、バレエといった多彩な展開を見せ、作品の世界観は今なお広がりを見せている。
続編となる『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』は、2019年に刊行された絵本『チックタック ~約束の時計台~』(にしのあきひろ著)を原案に、新たなストーリーとスケールで映像化される。製作総指揮・脚本は前作に引き続き西野が担当。アニメーション制作は、前作と同様にSTUDIO4°Cが担い、監督には廣田裕介が再登板する。
物語の舞台は、前作の出来事から1年後のハロウィンを迎えた青空の戻った「えんとつ町」。主人公ルビッチは、大切な存在であったプペルとの別れを乗り越え、再び歩み出す姿が描かれる。ある日、ネズミに導かれて不思議な世界に迷い込んだルビッチが、新たな仲間たちと出会い、冒険を繰り広げるというストーリーで、ファンタジックな映像美と共に感動と興奮を届ける作品となる。
STUDIO4°Cの田中栄子プロデューサーは、「本作では2つの異世界が交差し、喧嘩あり、歌あり、ダンスありという非常にチャレンジングな構成になっている。スタッフ全員が西野さんの創造力に魅了され、制作に全力を注いでいる」とコメントを寄せた。
また、ルビッチの声は前作で芦田愛菜が担当したが、今作では新たなキャストをオーディションにより決定。ルビッチの成長とともに描かれる新たな一面にも注目が集まっている。
作品の発表にあわせて、西野自ら描き下ろしたルビッチのイラストも公開され、ムビチケカードとしてCHIMNEY TOWNオンラインストアにて予約販売がスタート。西野がイラストを描く様子を収めた「解禁スペシャル動画」も同時に公開された。

さらに、映画公開決定を記念し、オンラインサロン「西野亮廣エンタメ研究所」では初月無料キャンペーンを2025年4月15日から5月31日まで実施中。同サロンでは、映画制作の舞台裏や企画の進行状況などがリアルタイムで発信される。
西野は、「公開までの期間、今の時代にこの物語を届ける意味、そして映画でなければならない理由に真摯に向き合いたい。物語の根底には、自身が若い頃に体験した“帰ってこない友人を待ち続けた記憶”がある。ぜひ大切な人と一緒に観てほしい」とコメントしている。
作品情報
-
タイトル:『映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~』
-
公開:2026年春予定
-
製作総指揮・脚本:西野亮廣
-
監督:廣田裕介
-
アニメーション制作:STUDIO4°C
-
原案:『チックタック ~約束の時計台~』(著:にしのあきひろ)
-
配給:東宝・CHIMNEY TOWN
-
©西野亮廣/「映画 えんとつ町のプペル ~約束の時計台~」製作委員会