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日本のコンテンツ市場、2024年推計で14兆9,003億円に到達 ヒューマンメディアが世界比較調査を速報刊行


コンテンツ分野の調査・研究を行う株式会社ヒューマンメディアは、書籍およびCD-Rデータ形式による『日本と世界のメディア×コンテンツ市場データベース 2025 Vol.18【速報版】』を発売した。本書は、2024年推計による日本のコンテンツ市場の規模および、世界7か国における現地調査に基づくコンテンツ産業の動向、日本コンテンツの海外展開の実態などを網羅しており、確定版とのセット価格88,000円(税込)で販売される。

2024年の日本のコンテンツ市場規模は、前年比で微増となる14兆9,003億円(前年比+2,378億円)と推計された。パッケージソフトや放送が縮小傾向にある一方、オンライン分野は7兆2,614億円に拡大し、市場全体の48.7%を占めた。円建てでは過去最大規模を記録したが、円安の影響によりドル建て換算では2022年を下回った。

一方、2023年における日本のコンテンツ(映画、アニメ、テレビ、出版、家庭用・スマホゲームなど)の海外売上は、前年を大きく上回る5兆7,769億円を記録。特にアニメと家庭用ゲーム(オンラインを含む)が成長を牽引した。これらのデータは経団連の提言や、内閣府・文化庁の政策資料にも活用されている。

また、本書には米国、フランス、ドイツ、インド、タイ、中国、韓国の7か国における2023~2025年の現地調査結果が収録されている。たとえば、米国では「ゴジラ−1.0」「君たちはどう生きるか」がアカデミー賞を受賞し、興収50億円超を記録。韓国では、日本アニメが劇場ランキングで1位・3位・4位を占め、YOASOBIや藤井風のライブも注目された。

その他、フランスにおけるマンガ市場のシェア低下、インドにおけるディズニーとViacomの統合、中国におけるショートドラマ市場の急成長(1兆円超)、タイでのスクリーン増設とLGBT音楽アーティストの活躍など、地域ごとの詳細なトレンド分析も記載されている。

『日本と世界のメディア×コンテンツ市場データベース』シリーズは2007年から毎年発刊されており、本号は第18弾となる。書籍はA4判約340ページ、全図表PDF付きCD-R同梱。本書の購入申込やサンプルデータは、ヒューマンメディアの公式サイト(http://www.humanmedia.co.jp)にて受け付けている。