“令和のディーバ”として注目を集めるアーティスト、アイナ・ジ・エンドが、初のフォトエッセイ『達者じゃなくても』を2025年6月9日(ロックの日)に発売する。発行元は株式会社幻冬舎で、価格は2,970円(税込)。
本書は、2023年に解散した“楽器を持たないパンクバンド”BiSHのメンバーとして活動を開始し、その後ソロアーティストとして独自の表現を切り拓いてきたアイナ・ジ・エンドが、自身のこれまでの軌跡を綴ったものである。エッセイや私小説、本人撮り下ろしの写真や絵など、多彩な表現で構成された272ページの一冊となっている。
タイトル『達者じゃなくても』には、“達者でも、達者じゃなくても、一人の人間として生きてきた証”という、著者自身の生き様が込められている。仲間への思いやソロ活動への覚悟、初恋、大人になることの意味など、赤裸々な心情が語られており、まるでアルバムを聴いているかのような深い読後感を与える作品に仕上がっている。
発売を記念して、東京・大阪での「お渡し会」およびオンラインお話し会の開催も決定した。東京・渋谷のタワーレコード(6月14日)と大阪・梅田蔦屋書店(6月15日)では、抽選で当選した読者にアイナ・ジ・エンド本人から直々にサイン本などが手渡される予定だ。また、7月27日には抽選制でのオンラインお話し会も開催され、全国のファンと直接言葉を交わせる貴重な機会が提供される。
なお、イベントへの参加には所定の購入サイトからの予約が必要であり、詳細は各販売ページにて案内されている。
【著者プロフィール】
アイナ・ジ・エンドは、2015年にBiSHのメンバーとして活動を開始し、翌年メジャーデビュー。2021年には全曲作詞作曲による1stソロアルバム『THE END』を発表、以降ソロ活動を本格化させた。楽曲タイアップ多数に加え、舞台や映画でも存在感を示しており、2023年の映画『キリエのうた』では主演を務めて数々の賞を受賞。音楽活動では日本武道館公演を成功させたほか、2024年には海外ワンマン公演も開催。精力的な全国ツアーも展開している。
【書誌情報】
書名:『達者じゃなくても』
著者:アイナ・ジ・エンド
発売日:2025年6月9日(月)
定価:2,970円(本体2,700円+税)
判型:A5変形
頁数:272頁予定
発行:株式会社幻冬舎