NEXCO西日本は2025年4月22日、サービスエリア・パーキングエリアにおける地域振興の一環として、『やなせたかしと暢(のぶ)夫妻のふるさと高知フェア』を開催すると発表した。
本フェアは、アンパンマンの生みの親として知られる高知県出身の作家・やなせたかし氏と、その妻で随筆家としても知られる暢氏に縁のある地・高知を広く紹介する催しである。開催期間は2025年4月24日(木)から6月30日(月)までで、四国地方にある12のSA・PAにて実施される。
◆キャラクター土産と限定シールを展開
イベントでは、やなせ氏にゆかりのあるキャラクターをモチーフとした土産品の販売を行う。たとえば、「旅するミレーサンド」や「しょうがちゃんのごめんしょうがパイ」、「ぼくらはみんないきている(ゆずあんぱん風おまんじゅう)」などがラインナップされている。
これらの対象商品を購入した来場者には、やなせ氏が制作に関わった高知県関連キャラクターの限定シールが進呈される。シールは以下の3種類が用意されており、設置店舗により配布される種類が異なる。
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高知の野菜11人きょうだい(緑):石鎚山SA(上下線)、吉野川SA(上り線)、南国SA(上り線)
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高知県歯の健康キャラクター(赤):豊浜SA(下り線)、伊予灘SA(上下線)、上板SA(下り線)、馬立PA(上り線)
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高知県防災キャラクター(青):豊浜SA(上り線)、上板SA(上り線)、南国SA(下り線)
※いずれも無くなり次第終了となる。
◆功績や縁の地を知るパンフレットも配布
また、フェアでは「やなせたかし・暢夫妻のふるさと『高知』めぐりマップ」と題したパンフレットや、夫妻の人物像を掘り下げるリーフレットも配布される。マップでは、高知県内に点在するやなせ作品と関わりのあるスポットやキャラクターとの出会い方を紹介。加えて、やなせ氏の生い立ちや創作活動、暢氏との人生を描いた読み物として、ドライブ中のひとときや旅の記憶を彩る内容となっている。
◆開催対象のSA・PA一覧
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E11 高知自動車道:豊浜SA(上下線)
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E11 松山自動車道:石鎚山SA(上下線)
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E56 松山自動車道:伊予灘SA(上下線)
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E32 徳島自動車道:上板SA(上下線)、吉野川SA(上り線)
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E32 高知自動車道:馬立PA(上り線)、南国SA(上下線)
高知を象徴する文化や人物の魅力に触れられる本フェアは、行楽シーズンに四国を訪れるドライバーや観光客にとって貴重な立ち寄りイベントとなるだろう。