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『スター・ウォーズ』のビジュアル原点を辿る決定版──ラルフ・マクォーリーのコンセプトアート集が刊行


株式会社翔泳社(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:臼井かおる)は、書籍『STAR WARS THE CONCEPT ART OF RALPH McQUARRIE』を2025年4月28日に発売する。本書は、『スター・ウォーズ』旧三部作を中心とするラルフ・マクォーリーのコンセプトアートを収録したものであり、ファン垂涎の一冊となっている。

ラルフ・マクォーリーは、映画『スター・ウォーズ』の世界観を視覚化したアーティストとして知られている。1970年代、ジョージ・ルーカスが20世紀フォックスに企画を持ち込む際、構想段階の脚本を補完するために彼のアートワークが大きな役割を果たした。未来的かつリアルな表現が特徴のマクォーリーの絵は、作品の方向性を明確に打ち出すものとなり、『スター・ウォーズ』という一大プロジェクトの起点となった。

本書には、『新たなる希望』『帝国の逆襲』『ジェダイの帰還』の三部作で使用されたオリジナル・コンセプトアートに加え、出版物やプロモーション、商品に使われたイラストも多数収録されている。白いアーマーのストームトルーパー、C-3POとR2-D2のドロイド設計、当初は「ディーク・スターキラー」と呼ばれていたルークとダース・ベイダーの対峙シーンなど、作品の礎を築いたビジュアルが網羅されている。

さらに、『帝国の逆襲』で没となったアイデアやデザインは、後年の『クローンの攻撃』『フォースの覚醒』『ローグ・ワン』『マンダロリアン』などの作品に流用・再構成されており、マクォーリーの影響がいかに長きにわたり継承されているかを物語っている。

巻末には、翻訳と解説を手がけた富永晶子氏によるラルフ・マクォーリーの功績を解説するセクションも収録。ビジュアル資料としての価値のみならず、映画制作におけるコンセプトアートの重要性を学ぶうえでも有用な一冊だ。

価格は税込4,950円。全国書店およびオンライン書店にて購入可能。

【書籍情報】

STAR WARS THE CONCEPT ART OF RALPH McQUARRIE

STAR WARS THE CONCEPT ART OF RALPH McQUARRIE

4,950円(05/21 01:35時点)
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